住宅
東京電力エナジーパートナー(以下、東電EP)が規制料金の値上げ申請を発表した。申請内容は2023年6月実施。値上げ幅は規制料金が3割弱、自由料金も値上げされるが値上げ幅は5%。燃料費調整制度で規制料金が自由料金より安くなっていたものを、割…
中央区晴海五丁目の選手村住宅「HARUMI FLAG」のタワー棟2棟が「SKY DUO」(スカイデュオ)として発表された。ぱっと見て特徴的なのは3LDKの多さ。2棟計1455戸の72%近く、1000戸超を占める。2023年6月には販売開始と…
地上50階建(高さ187m)、744戸のタワーマンション建設を核とする「月島三丁目南地区市街地再開発事業」のは、権利変更計画認可段階へ移行。2023年度の着工を待つばかりとなった(2022/11/21)。 三井不動産 権利変更計画認可段階 市街地再開発…
中央区月島三丁目に計画されていたタワーマンション2棟のうちの「北地区」の1棟の着工が発表された。参加組合員は住友不動産、東京建物、大和ハウスほか。59階、1120戸の当初計画から一度は1317戸に増えてたが、最終的には165戸ほど増えた1…
大和ハウス系のシンクタンク「マンションみらい価値研究所」が、管理する分譲マンション約4000組合におけるAED(自動体外式除細動器)設置に関するレポートをまとめた。設置賛成と反対のそれぞれの意見が興味深い。設置賛成は命は大事というもので、…
2021年8月1日以降、「ビルトイン式電気食器洗い機」「浴室用電気乾燥機」が消費生活用製品安全法の「特定保守製品」から除外された。これにより、これらを所有する人に義務付けられていた「所有者登録の責務」「点検期間内に点検を実施する義務」が免…
不動産シンクタンクの東京カンテイが2022年7月28日付で、興味深いプレスリリースを発表した。2020年竣工の新築マンションと2021年の中古マンション価格の変動を考察したもので、物件価格の上昇が続く中、平均的な上昇ペースを自治体別の上昇…
マンションの大規模修繕に欠かせない修繕積立金。不足すると計画的な修繕ができなくなるばかりか、マンションそのものの「生命維持」に影響しかねないものだが、値上げに対する抵抗が大きいのも確かだろう。管理組合総会における修繕積立金の値上げ議案に関…
東京ガスが原料費調整制度の上限料金引き上げ(実質値上げ)を発表したばかりだが、今度は東北電力が主に家庭向きの電気料金プランである「低圧自由料金」の改定を発表した。具体的には「燃料費調整制度にかかるご契約条件の見直し」というもの。適用は20…
東京ガスが2022年7月21日、ガス料金の改定を発表した。具体的には「原料費調整制度の調整上限の変更」というもの。原料費調整制度は変動する原料費に合わせてガス料金を調整する制度。調整できる幅があるのだが、昨今のエネルギー価格上昇から従来の…
これまで触れたことのなかった江東区辰巳一丁目の都営住宅団地(総戸数3326戸)の一部建替事業の変更について。戸数では晴海選手村(5632戸)の6割ほどの規模にあたる。変更点としては計画住戸数が2期で増えた100戸分が3期に移される内容およ…
晴海フラッグの賃貸棟の一角に設けられるシニア向け住宅の物件概要が発表された。「都心を愉しみ、らしわを極める。」というコピー。細かなことは抜きにして、仮に入居する場合にどのぐらいの費用がかかるのか調べてみた(現時点では未定となっている)(202…
23区の賃料が2020年初頭にピークとなり2021年秋まで下落傾向が維持されているようだ。代表的な特別区をピックアップしてみたところ、多くの区で賃料(70㎡、築10年)が2021年1月前後をピークに下落に転じている(2021/12/18)。 70㎡換…
そろそろ2022年の住宅ローン控除制度の改訂内容が固まってきたようだ。報道から見る限り、縮小の傾向にあるようだ(2021/12/06) ◎住宅ローン減税の期間 2025年まで延長 ◎新築住宅 減税期間 13年 控除率 対象となるローン残高の0・7% 対象とな…
話題の選手村跡地住宅、晴海フラッグをテーマにした湾岸ブログは数々あれど、東京タワービューについて詳細に触れた記事は見当たらない。調べてみると数ある住居棟の中でもわずか1棟のみが東京タワービューといえそうだ(2021/11/14)。 晴海フラッグから東…
不動産取引の際の宅地建物取引業者による「過去の人の死の告知」に関するガイドラインがまとまり公表された。原則として自然死、不慮死については告知不要とされた。背景には現状では高齢者が借りにくいといったことがあるようだ(2021/10/08) ガイドライン…
地方自治体がマンション管理を評価する「マンション管理計画認定制度」が2022年4月にスタートする。認定基準案が公表されているので内容を見ておく(2021/10/04)。 国土交通省 管理計画認定制度の概要 認定取得マンションのメリット 認定基準案の項目 …
国土交通省が2011年策定のマンション修繕積立金のガイドラインを更新した。内容は収集した全国366のケースを分類してまとめたもの。このうちタワーマンションは全国の約40棟が対象のようだ。旧ガイドラインは新築マンション購入予定者参照のための…
日本政府が2050年のカーボンニュートラル宣言をしていて、実現に向けた中期的(2030年)、長期的(2050年)な住宅・建築物での施策の方向性について、国土交通省の専門家会議の取りまとめが一段落した。住宅ローンの「フラット35」で省エネ基…
東京オリンピックが終わったので、再開しようと思う。 閉会式で現れた「オリンピックシンボル」=GORIN.JP 都心区の賃料に異変の兆候が現れているようだ。ライフルの調査で港区、千代田区、中央区の賃料(70㎡、築10年)が2021年1月をピークに下落…
日本経済新聞の記事で日射遮蔽に関するちょっとだけ専門的な記事があった。東京大学の前真之准教授による記事で、直達日射と天空日射(散乱日射)という2種類の日射など、暑い暑い暑い暑い夏に向けて参考になると思うのでメモとしてまとめておく(2021/04/2…
東京2020大会後の晴海五丁目選手村住宅と周辺インフラの再開発日程について、2021年4月現在の状況を更新しておく。公にされていないものも含むので、参考程度に(2021/04/25)。 中央区晴海五丁目(手前) 再開発日程(2021年4月現在) ①晴海…
2019年初頭に中央区佃2丁目での再開発の動きが伝えられた場所で、現在12階建の賃貸マンションの建設が進められている(2021/03/14)。 (中の人撮影)=TERRACE TSUKISHIMA 再開発検討対象区域と建設中のマンションの位置関係 ①マンション名 テラス月…
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で東京2020大会の延期され、選手村跡地住宅「HARUMI FLAG」の整備が遅れているが、東京都がこのほど大会後の整備計画を遅らせるスケジュール変更を公表した。整備する建物の内容に変更は無いようだ(2021/0…
LIFULL HOMESのサイトがAIで算出した自治体別の月額賃料を公表していたので港区と中央区についてツイートしたら、少し反応があった。東京23区の中央部分について、サイトのグラフから数字を読み取ってまとめグラフにしてみた(2021/02/16)。 マンション…
地上50階建(高さ187m)、723戸のタワーマンション建設を核とする「月島三丁目南地区市街地再開発事業」の再開発組合が2020年11月に認可された。事業着手段階に進んだことになる(2020/11/05)。 (東京都) 市街地再開発事業概要 参考:徒歩…
子育て中の人は日照をとても気にするだろうということで、タワーマンションの囲まれ感でいうと国内最高峰かもしれない中央区勝どきの「パークタワー勝どき」について、冬至前後の想定で日照を人力シミュレーションしてみた。意外とも、納得ともとれる微妙な…
話題の勝どき駅直結タワマン「パークタワー勝どきミッド」「同サウス」と、同じく直結の「勝どきビュータワー」。交通アクセス面で比較するとどうなるかやってみた(2020/09/23)。 (中の人作成) 勝どき駅直結の先輩後輩タワマンについて 前提 勝どき駅付…
神戸市が2020年6月、市中心部のタワーマンション建設規制をねらった条例を施行した。その内容と検討過程を確認しておく(2020/09/14) 概要 研究会第1回(2018年9月11日) 研究会第2回(2018年11月15日) 研究会報告書(2018年1…
地上58階建(高さ199m)、約1380戸のタワーマンション建設を核とする「月島三丁目北地区市街地再開発事業」の着工は2022年9月15日、完成予定が2026年6月30日と告知された。工事着手がやや遅れたのか工期が伸びたのかは不明だが、竣工…