住宅
人口減少社会を見据えた持続可能なまちづくりとして、タワーマンション建設により変化する周辺地域の現状を分析し、対応を検討する神戸市の有識者会議が2025年1月8日、課題と対応策をまとめた報告書の暫定版を発表した。非居住者への対応と解体コスト…
東京電力が2024年9月30日、特定のプランを契約したオール電化住宅向けに適用してきた全電化住宅割引の終了を発表した。終了は2025年4月1日から。対象プランの毎月の電気料金を5%割引する内容だった。これ以外にも2024年2月にはいろいろ…
東京新聞が2024年9月16日付けの記事で、江東区越中島一丁目のマンション計画について、地元住民とトラブルになっているとして取り上げている。江東区の指導にもぶつかっているような気がする。荒れるかもしれない(2024/09/25)。 越中島一丁目の再開…
富士山の眺望への影響からほぼ完成していた東京都国立市のマンション事業の中止を発表した積水ハウスが、中止の理由を公式に発表した。内容を確認しておく(2024/06/11)。 積水ハウス 積水ハウスの公式発表概要(2024年6月11日) グーグルアースでみ…
中央区議会の高橋議員が2024年6月7日に開かれた区環境委員会の資料と、執行部とのやり取りの一部を公表した。「晴海地域における今後のまちづくりの方向性」について執行部から「遠くない時期に示す」「晴海地区は住宅団地にはしない」という答弁があ…
NHKが晴海フラッグの居住実態を調査したところ、2690戸の分譲マンションの3割以上に居住実態が確認できないと伝えた。1/3に居住実態がないとなると、まちづくりに大きな影響がありそう(2024/06/07)。 晴海フラッグ=グーグルアース 報道概要 投…
東京都の都営交通の経営について考える有識者会議が2023年12月22日に開催された。この中で都営バス乗務員の年齢構成が紹介された。65歳で退職とすると毎年100人を超える乗務員が退職する期間が2027年前後から6年ほど続く。現状で5分の1…
月島で働く友人から、かつての「月島三丁目北地区第一種市街地再開発計画」、現「グランドシティタワー月島」に入居するテナントにスーパーが「サミット」になるらしいという伝聞情報が寄せられた。現時点の信憑性は低いが、サミットは東京23区中19区に…
中央区月島四丁目のマンションが建て替えられる。着工は2026年4月1日、工事完了は2029年3月の予定。年内の更新はこれで終了します。佳き新年をお迎えください(2023/12/30)。 どらったら!撮影 建築計画の概要 参考 現状 その他 月島四丁目地区…
東京都中央区勝どきに建設されたタワーマンション、パークタワー勝どきミッド・サウスの隣接地(現「黎明スカイレジデル」に計画されているタワー棟(B棟)の北西側からのイメージが出てきた。東京都資料によると着工は2023年9月、供用開始は2027…
中央区晴海の東京2020大会選手村に建設された住宅街「晴海フラッグ」の賃貸街区「ポートビレッジ」の公式サイトが公開された。賃貸住宅に導入される共用設備の数々に驚いた(2023/08/29) 三井不動産 物件概要(ポートビレッジ) 今後の「スケジュール(…
国土交通省がマンション政策大綱に位置付ける「今後のマンション政策のあり方に関する検討会 とりまとめ(案)」を公表したので内容を確認しておく。タワマン特有の問題があって、対処のための「タワマン管理ガイドライン」の整備が検討されるという(2023/0…
南海トラフ巨大地震は想定震源域が東西に広く、全体が震源となる「全割れ」(マグニチュード9クラス)のほか、「半割れ」と呼ばれる東西の片側半分が震源となる先発地震(マグニチュード8以上)の後、残り半分が震源となる後発地震(マグニチュード8以上…
東京電力エナジーパートナー(以下、東電EP)が規制料金の値上げ申請を発表した。申請内容は2023年6月実施。値上げ幅は規制料金が3割弱、自由料金も値上げされるが値上げ幅は5%。燃料費調整制度で規制料金が自由料金より安くなっていたものを、割…
中央区晴海五丁目の選手村住宅「HARUMI FLAG」のタワー棟2棟が「SKY DUO」(スカイデュオ)として発表された。ぱっと見て特徴的なのは3LDKの多さ。2棟計1455戸の72%近く、1000戸超を占める。2023年6月には販売開始と…
地上50階建(高さ187m)、744戸のタワーマンション建設を核とする「月島三丁目南地区市街地再開発事業」のは、権利変更計画認可段階へ移行。2023年度の着工を待つばかりとなった(2022/11/21)。 三井不動産 権利変更計画認可段階 市街地再開発…
中央区月島三丁目に計画されていたタワーマンション2棟のうちの「北地区」の1棟の着工が発表された。参加組合員は住友不動産、東京建物、大和ハウスほか。59階、1120戸の当初計画から一度は1317戸に増えてたが、最終的には165戸ほど増えた1…
大和ハウス系のシンクタンク「マンションみらい価値研究所」が、管理する分譲マンション約4000組合におけるAED(自動体外式除細動器)設置に関するレポートをまとめた。設置賛成と反対のそれぞれの意見が興味深い。設置賛成は命は大事というもので、…
2021年8月1日以降、「ビルトイン式電気食器洗い機」「浴室用電気乾燥機」が消費生活用製品安全法の「特定保守製品」から除外された。これにより、これらを所有する人に義務付けられていた「所有者登録の責務」「点検期間内に点検を実施する義務」が免…
不動産シンクタンクの東京カンテイが2022年7月28日付で、興味深いプレスリリースを発表した。2020年竣工の新築マンションと2021年の中古マンション価格の変動を考察したもので、物件価格の上昇が続く中、平均的な上昇ペースを自治体別の上昇…
マンションの大規模修繕に欠かせない修繕積立金。不足すると計画的な修繕ができなくなるばかりか、マンションそのものの「生命維持」に影響しかねないものだが、値上げに対する抵抗が大きいのも確かだろう。管理組合総会における修繕積立金の値上げ議案に関…
東京ガスが原料費調整制度の上限料金引き上げ(実質値上げ)を発表したばかりだが、今度は東北電力が主に家庭向きの電気料金プランである「低圧自由料金」の改定を発表した。具体的には「燃料費調整制度にかかるご契約条件の見直し」というもの。適用は20…
東京ガスが2022年7月21日、ガス料金の改定を発表した。具体的には「原料費調整制度の調整上限の変更」というもの。原料費調整制度は変動する原料費に合わせてガス料金を調整する制度。調整できる幅があるのだが、昨今のエネルギー価格上昇から従来の…
これまで触れたことのなかった江東区辰巳一丁目の都営住宅団地(総戸数3326戸)の一部建替事業の変更について。戸数では晴海選手村(5632戸)の6割ほどの規模にあたる。変更点としては計画住戸数が2期で増えた100戸分が3期に移される内容およ…
晴海フラッグの賃貸棟の一角に設けられるシニア向け住宅の物件概要が発表された。「都心を愉しみ、らしわを極める。」というコピー。細かなことは抜きにして、仮に入居する場合にどのぐらいの費用がかかるのか調べてみた(現時点では未定となっている)(202…
23区の賃料が2020年初頭にピークとなり2021年秋まで下落傾向が維持されているようだ。代表的な特別区をピックアップしてみたところ、多くの区で賃料(70㎡、築10年)が2021年1月前後をピークに下落に転じている(2021/12/18)。 70㎡換…
そろそろ2022年の住宅ローン控除制度の改訂内容が固まってきたようだ。報道から見る限り、縮小の傾向にあるようだ(2021/12/06) ◎住宅ローン減税の期間 2025年まで延長 ◎新築住宅 減税期間 13年 控除率 対象となるローン残高の0・7% 対象とな…
話題の選手村跡地住宅、晴海フラッグをテーマにした湾岸ブログは数々あれど、東京タワービューについて詳細に触れた記事は見当たらない。調べてみると数ある住居棟の中でもわずか1棟のみが東京タワービューといえそうだ(2021/11/14)。 晴海フラッグから東…
不動産取引の際の宅地建物取引業者による「過去の人の死の告知」に関するガイドラインがまとまり公表された。原則として自然死、不慮死については告知不要とされた。背景には現状では高齢者が借りにくいといったことがあるようだ(2021/10/08) ガイドライン…
地方自治体がマンション管理を評価する「マンション管理計画認定制度」が2022年4月にスタートする。認定基準案が公表されているので内容を見ておく(2021/10/04)。 国土交通省 管理計画認定制度の概要 認定取得マンションのメリット 認定基準案の項目 …