東京オリンピックが終わったので、再開しようと思う。
都心区の賃料に異変の兆候が現れているようだ。ライフルの調査で港区、千代田区、中央区の賃料(70㎡、築10年)が2021年1月をピークに下落に転じている(2021/08/09)。
概要
23区の代表的な区を抜粋した築10年、70㎡換算の月額賃料の推移は概ね下図の通り。
港区、千代田区、中央区の都心3区と文京区では2021年1月をピークに賃料が下落傾向に転じたように見える。
直近2021年7月の状況は
港区 19年秋頃の水準
千代田区 19年春頃の水準
中央区 19年春頃の水準
他の区は下落とは行かないまでも、上昇傾向から横ばいに近い状態に移りつつあるようだ。
再び上昇傾向に転じるかもしれないし転じないかもしれない。
参考 中古マンションの価格
2020年7月からの1年間は急激に上昇している。
港区 9600万円→10500万円
中央区 7400万円→ 8000万円
千代田区 9000万円→ 9400万円
(70㎡、築10年想定で、ライフルホームのグラフ目視)
感想・まとめ
東京オリンピックという一大イベントが終わった後の10月、2022年1月あたりの推移がどうなるか。その辺だろうか。
※渋谷区の推定賃料に大幅な見直しがあったみたいなのでグラフを修正した(2021/08/14)