LIFULL HOMESのサイトがAIで算出した自治体別の月額賃料を公表していたので港区と中央区についてツイートしたら、少し反応があった。東京23区の中央部分について、サイトのグラフから数字を読み取ってまとめグラフにしてみた(2021/02/16)。
マンションの賃料、2019年4Qをピークに下がり始めてる。
— どらったら! (@Chuoinfom) 2021年2月15日
(築10年・70平米、単位:万円)
今後は賃貸も選択肢になるかもね。
・港区(9ヶ月で8000円低下)
ピーク30・3
直近 29・5
・中央区(9ヶ月で1万円低下)
ピーク26・5
直近 25・5
(LIFULL HOME) pic.twitter.com/YdWofsmQ9Q
概要
LIFULL HOMESのホームページから読み取ったのは
築10年、70㎡の物件についてAIが算出した月額賃料。
対象は23区のうち
千代田区、港区、中央区、江東区、新宿区、渋谷区、品川区、文京区、台東区、目黒区、世田谷区の11区。
結果
(中の人作成)=LIFULL HOMESのグラフより目視読み取り
感想・まとめ
明確にピークアウトした区と、ピークアウトしていない区に分かれたのは興味深い。ざっくりと分けると
ピークアウトしたのは
ピークアウトしていないのは
目黒区、品川区、世田谷区、江東区(微妙)、渋谷区
今後の推移には注目だろう。
もう一点。
概ね賃料がどのように変動しようと、区の賃料が逆転することはまれだが、中央区と目黒区の賃料が2017年〜2020年にかけて逆転し、中央区が目黒区を上回った状態が続いている。2020年10月にその差は急激に縮まった。
あと世田谷区と台東区の賃料の差が縮まり続け、2014年には2万円弱あった差がほぼなくなっている。
この辺も注目だろう。