公道を自律走行するバスの実用運転が行われている茨城県境町。2021年8月2日から予約に応じたオンデマンド運行がスタートしたそうだ。自動運転バスの路線が新設され、走行経路が従来の5キロから20キロに拡大。従来ルート(5キロ)も1キロ延伸され6キロとなる。1段階進んだ感じ(2021/08/09)。
(ソフトバンク)
オンデマンド運行対象エリア
LINEで予約可能
・エリア内26箇所のバス停で乗降可能
・LINEでバスの予約可能に(町民以外は電話による予約)
・複数のバス停にバスを呼べるタブレット設置
・利用頻度を見て定期運行ルートに追加することを検討する
2期路線について(茨城県堺町)
その他
・貨客混載開始(高速バスターミナル経由で町内産品を東京へ出荷することを目指す)
・土日祝日運行の開始
参考:高速バスの運行開始
関東鉄道が2021年7月から堺町〜東京駅への高速バス運行を開始している。
堺古河バスターミナル〜王子駅〜東京駅日本橋口(上り8便/日)
東京駅八重洲口〜境古河バスターミナル(下り8便/日)
参考:茨城県境町
どの辺なのか調べてみたら、利根川と江戸川の合流部付近だった。
(グーグルアース)
参考:導入の背景
・人口減少や高齢化などの課題があったが、バスターミナルから成田空港の直通バスなどの公共交通網整備、スポーツ施設などの拠点施設整備で人口減少に歯止めかかりつつある。
・拠点施設を中心に町内の回遊性向上、さらなる人口増加と地域活性化を狙う。
参考:なぜ境町で自動運転か(テレビ朝日報道)
・町の1番の課題は駅がないということ。車ないと生活できない場所(町長)
・そのため、高齢者が免許返納したくてもできない
・バス運転手の確保が困難
→白羽の矢がたったのが自動運転だった。
感想・まとめ
鉄道駅のない自治体にとって茨城県境町でのテストは注目に値する。
高速バスも絡んできて面白くなってきている。
無料なのでどんどん使ってほしいなあ。
今のところ、利用者がかなり少ないのが最大の課題だろうか。
参考