弊ブログでたびたび取り上げてきた茨城県境町の自動運転バス。全国の自治体で唯一行われている公道定常運行を体験してきた(2023/04/18)。
東京駅八重洲口の3番バス乗り場から出発
・東京駅八重洲口から境町高速バスターミナルまでは1600円
・自動運転バスは無料運行、ただし1日4便/5便(片道)
実際に乗ってみた(高速バスターミナル→道の駅)
自動運転は現在2ルートで行われている。
①道の駅さかい〜高速バスターミナル(1日4往復)
②道の駅さかい〜猿島コミュニティセンター(1日5往復)
使用車両はお馴染みのナビヤアルマ。
現在は信号があれば青であっても停止する運行形態で、自動運転8割、手動運転2割との説明だった。係員は路上駐車の回避などの手動による方向操作、ドアの開閉などを担当しており自動運転レベルで言うと「レベル2」相当か。
センサー等で信号を判断して運行できるよう申請済で、これが通れば自動運転9割5分ぐらいになるのではないかという説明を受けた。
自動運転中の急制動を経験
・進行方向に向いた座席に座る場合、シートベルト着用が求められる。
・バランスを崩すぐらいの強いブレーキを経験したので、確かにシートベルトは必要だろう。
・速度は最高20キロ程度だろうか。
路面に自動運転の表示
・自動運転バスが走るレーンには青か黄色の表示があって、黄色はバス停がある場所。青はそのほかの場所。
終点は道の駅さかい
なぜか沖縄県国頭村の公設市場が
片道1600円でいける国頭村。
良いんでない?
話題の波乗り施設はグランドオープン間近。
利用料金は1時間1万円ぐらい。ゴールデンウイークにグランドオープンするらしい、
面白そう。
感想・まとめ
2ルートそれぞれ片道が1日4〜5便程度。高速バスターミナルから道の駅まで利用した。道の駅のレストランで食事をして、お土産を買って帰ってきた。
便数が少なすぎると感じる一方、乗車する人も少なく多頻度の運行が難しいのかな。実験として運行するには適度な一般車両の通行量か。
自動運転(レベル4)までは行けそうな気もするが、乗り心地面、特に多頻度の急制動は慣れないし乗り心地もよろしくない。せめてシートベルトなしで運行できる水準に改善しないといけない課題だとおもった。
人間の運転によるスムーズさの実現はまだまだなのかなあ。
人間ってすごいな。