都心・臨海地下鉄新線との関係が深いつくばエクスプレスの2021年度の営業実績が発表された。輸送人員は2020年度から10%増加したものの、2019年度を基準にすると23%のマイナス(2022/06/02)。
2021年度 輸送人員
・2020年度から10%増加 30・6万人/日(+2・8万人)
※概ね2012年度の水準に近い。
・新型コロナ感染継続で外出自粛などの影響続く。厳しい状況
参考:旅客輸送人員の推移
2021年度決算
・営業収益は348億円 2020年度から11・2%増加(+35億円)
・純損益は赤字21・8億円 2020年度中間から36・7億円改善
・利益剰余金は5・98億円の欠損(2016年度以来)
※2年連続の営業損失、経常損失、当期純損失となった。
感想・まとめ
回復していないわけではないが、大きく落ち込んだ状況は続いている。
つくばエクスプレスとの一体整備以外の道が考えにくい臨海地下鉄新線のためにも急速な回復を期待したい。
といっても、相当難しい数字であると言わざるを得ないね。