中央区勝どき6丁目で、電動キックボードが絡む死亡事故が発生した。実証実験として行われている事業で、警視庁によると全国初の死亡事故らしい。各社の報道をメモとしてまとめておく(2022/09/27)。
事故概要
発生日時 2022年9月25日午後10時45分ごろ
死者 52歳の男性(港区、会社役員)
電動キックボードでの死亡事故は初めてと警視庁
朝日
中央区勝どき6丁目のマンション駐車場内で電動キックボードを運転中、方向転換しようとして走り出そうとした際に車止めに衝突。前から倒れて頭を強くうち、病院で死亡が確認された
飲酒運転の可能性。ヘルメット着用せず(実証実験では着用義務なし)。
・電動キックボードの道路交通法上の扱いは「原付」だが、実証実験の場合は「小型特殊自動車」となり、特例によりヘルメット着用は任意。
NHK
(上記に加え)26日午後に死亡
・乗っていたキックボードは国の認定を受けた事業者が都内でおこなっている実証実験で貸し出していた
・現場はツインタワーマンションの一角か(ニュース画像より)
産経
・男性はシェアリングサービスのキックボードを運転
読売
・電動キックスケーターは現行法では原付バイクに分類
そのほか
・一部は実名で報じている
中央区で事業を展開する事業者の新事業活動計画(認定:8月31日)
目標
ヘルメットを任意等とする特例措置を活用し、以下の目的の達成を目指す。
⚫ 電動キックボードの利用者及び他の交通主体の双方にとって安心・安全に利用され
るような運営方法や仕組についての検討を行う
⚫ 電動キックボードの安全な公道走行に当たっての利用方法についての正しい理解の
促進
⚫ 電動キックボードのシェアリングサービスが将来にわたり継続的に発展していくた
めのビジネスモデルの確立
内容
利用者の走行データ等をGPSを介して収集
参考
www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp
・・・
警視庁によると9月1日現在、都内の実証実験実施事業者は5社。うち中央区で展開しているのは1社のみ。当該事業者のページには特にお知らせなどの告知は出ていない(27日午前1時現在)。
(追記)27日夜8時ごろに告知。