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東京都中央区、江東区の臨海部を中心としたメモ。独自の情報を除いては、報道ベースではなく、発表主体の情報をベースに書くことを基本にしています。最近はゲリラ的な花火大会情報も提供。

#2424 豊洲エリアのスマートシティ実装化に1650万円支援 2025年度、国土交通省

国土交通省が進めるスマートシティ実装化支援事業の2025年度の支援地区に江東区豊洲地区が追加選定された。豊洲の公開空地をデジタル技術やSNSを使って有効活用しようという内容。内容がかなりわかりにくかった(2025/10/10)。

国土交通省

スマートシティ実装化支援事業の概要

全国の牽引役となるモデルプロジェクトとして、地域のスマートシティ実行計画に基づき、データや新技術を活用した先進的な都市サービスの実装に向けて取り組む実証事業を支援するもの(国土交通省)。

国土交通省

※2025年度の追加支援地区(2地区) 東京都江東区と静岡県沼津市

江東区豊洲の提案事業って(都市サービス実装タイプ)

対象地域 江東区豊洲1〜6丁目(都市サービス実装タイプ)

地域のにぎわいの創出・地域への愛着強化を実現するため、オープンスペースの利活用促進に向け、デジタル技術を活用した一連の仕組み(オープンスペース利用のマッチング、集客、来場支援、効果検証)の有効性と実現性の検証を実施する

(国土交通省発表資料より)

※都市サービス実装タイプ:実行計画に基づく先端的技術等を活用した先進的な都市サービスについて早期に実証からまちへの実装までを一体的に実施する事業

※補助金額上限3500万円

国土交通省

導入するサービスの概要:豊洲エリアにおけるオープンスペースの利活用促進

・豊洲エリアの公開空地や広場を地域資源と捉え、デジタルプラットフォームで一元管理・運用することで利活用を促進し、空間の有効活用と地域交流の創出を図る。

・イベントの集客・運営・効果測定にもデジタルサービスを活用し、効率化と効果検証を可能にする。

目的・ねらい

・豊洲では地域のつながりが希薄で、東京全体でもシビックプライドが低く、未利用地や活用されていない空間が多く残されている。

・オープンスペース活用から効果検証までを一貫して支援するデジタルサービスを導入し、オープンスペース利活用を促進することで、にぎわいの創出・地域への愛着強化を実現する。

・データドリブンによる施策運営を実現し、主催者・参加者双方のリピートにつなげる。

実証の流れ

国土交通省

費用(2025年度実証に必要な費用)

・約3307万円。全て協議会と会員が負担。

・補助額 1650万円(費用のほぼ1/2)

国土交通省

スケジュール

2025年 実証フェーズ

2025年10月〜2026年3月 実証実験を実施

2026年 実装フェーズ

2027年〜 サービス展開フェーズ

感想・まとめ

豊洲エリアでスマートシティに関する事業をやっていて、支援対象になったという話。資料は役所用語が非常に多くわかりにくいが、豊洲地区のオープンスペースをデジタル技術を使って有効活用しよう、という内容だった。新技術がどこにあるのかわからないぐらい目新しさは感じないが「実装」段階の話なのでそんなもんでしょう。

・・・

事業費の半分の支援が出たのは良かったんじゃない。

参考リンク等

www.mlit.go.jp