東京湾岸エリアでのサービス提供を開始した電動キックボードのシェアリングサービスを展開するLUUP。2022年3月1日からの料金改定を発表した。4分以上1時間10分以内の利用で従来よりわずかに安くなるようだ。利用には運転免許証が必要なようだ(小型特殊自動車に該当。原付免許では利用できない)(2022/01/31)。
料金改定の内容
改定日時 2022年3月1日昼12時以降開始のライド
改定内容
改定後 基本料金 50円 時間料金 1分15円(いずれも税込)
改訂前 初乗り 110円 時間料金 10分以降1分あたり16・5円(いずれも税込)
※利用料金
利用4分までは改定後が安く、4分で同額の110円となり以後70分(1100円)までは改定後の方が高くなる(値上げ)。一方、70分を超える利用は改定後が安くなる(値下げ)。
改定後料金と赤チャリとの比較では7分以上の利用なら赤チャリが安い。1時間の利用はらLUUPスクーターの1/3程度の料金。
参考:サービス概要(電動キックボード)
LUUPでは電動キックボードをLUUPScooter(ループスクーター)と呼んでいるようだ。トラクターなどと同じ「小型特殊自動車」の分類となり、運転免許(原付不可)が必要となる。利用条件がいくつかあって、以下の1つにでも該当すると利用規約違反となる。
1 身長が140センチ未満の場合
2 小型特殊自動車を運転できる、利用時点で有効な免許を有していない場合
3 規約に定める事項(法令遵守など)の遵守ができないおそれがあるとLUUP側が判断した場合
など
※小型特殊自動車を運転するのに必要な免許
ざっくりいって原動機付自転車以外の免許。原付は不可。
・手押しの場合は歩道走行可能(特例措置)
利用方法(アプリ登録)
・LUUPアプリをダウンロード
・アプリに免許証登録、道路交通法のテスト受講(テストは満点必須)
利用方法(アプリ利用)
・目的についたら枠線内に返却
・返却時の写真を送信したら決済完了、ライド終了
利用方法(電動キックボードの乗り方)
ポートマップ(2022/01/31現在)
サービス拡大エリア
・拡大対象と告知されたのは、ざっくり隅田川以南で豊洲運河以西。
・中央区島部(佃、月島、勝どき、豊海町、晴海)と江東区臨海部(豊洲、東雲、有明、青海)、港区(台場)、品川区(東品川)の一部など。
・28ポートから提供開始
中央区島部のポート
・佃 プライマル月島付近(佃1)/フィオーレ月島付近(佃2)/ドゥーエ月島Ⅱ付近(佃2)
・月島 月島NRビル裏側駐車場付近(月島3)
・勝どき CORES勝どきエントランス付近(勝どき3)
・豊海町 豊海センタービルファミマ横/豊海センタービル郵便局横
`晴海 アイパーク駐車場晴海Ⅱ(晴海3)/トラストパーク晴海四丁目第1/丸星運輸(晴海4)
江東区・港区臨海部のポート
・東雲 クレヴィスタ豊洲ベイサイド・ベイサイドⅡ(東雲1)/123+N(東雲1)=3箇所
・青海 the SOHO(青海2)
・台場 アクアシティ=5箇所/デックス東京ビーチ
感想・まとめ
気のせいか、LUUPスクーターを手で押している人はよく見かけるような気がする。
赤チャリに勝てるのだろうか。利用シーンがあまり思いつかない。
お年寄りに使えるだろうか。その辺が小型モビリティの鍵になると思う。