電動アシスト付き自転車を展開するドコモバイクシェアが、2025年4月8日から広島市内で実施した免許保有者の利用を想定した電動の新型モビリティの道入実験を予定通り終了した。半年で終了というのは、見切りをつけたのか、文字通りの「予定通り」なのか、どっちかなあ(2025/10/06)。
告知内容
・予定通り終了
・目的は受容性や安全性を担保しつつ、新しい移動体験を多角的に評価することだった
・安全性の検証、交通ルール徹底の有効性についてデータを収集
参考 新型電動モビリティ実証実験内容
目的 100台の電動モビリティを使い、利用者、歩行者、車などにとっての安全性を検証すること。
実証実験期間 2025年4月8日1000〜9月30日(予定)
サービス規模 新型電動モビリティ 100台
ポート数 広島市内 35カ所
利用料金
参考 新型電動モビリティの概要
電動二輪モビリティ(YAEDA製)
重量 28・6キロ
耐荷重 120キロ
最高速度 20キロ/時
・運転免許保有者による利用が前提
・特定小型原付に該当
リンク:製品ラインナップ | YADEA
参考 各地の特定小型原付導入例
千葉市 実証実験
期間 2024年1月〜2026年3月末(予定)
導入台数 500ステーション、600台(終了時までに)
リンク:千葉市:千葉市電動サイクル(特定小型原動機付自転車)シェアサービス
さいたま市 本格導入
料金 15分200円/12時間まで 4000円
感想・まとめ
広島での導入実験というのは、坂道が多いからだろうか。日本の国土を考えると、電動アシスト自転車ではカバーしきれない傾斜地も多いとおもうので、そっち方面への広がりを考えているのかな、と思ってたらあっさりと終了。安全性の検証が主目的ということだが、レポートはでてくるのだろうか
広がりのない実証実験だったようだ。
電動小型モビリティは唯一、暴走の目立つLUUPの電動キックボードを比較的よく見かけるが、なかなか難しいのかねー。
ちょっと調べてみたが、千葉市、さいたま市、堺市、広島市ぐらいか。特定原付の制度が始まった2023年7月から2年。導入のペースは遅い印象だ。