シェアサイクルの事業を展開するオープンストリートが2025年3月14日から、ハローサイクリングのサービスに充電機能を持つ「チャージャーステーション」とそれに対応する「特定小型原動機付き自転車」の導入すると発表した。これにより、バッテリー不足という懸念は減ることが期待できそう。東京都によると2025年度末までに300ステーション、1200台の規模に拡大する計画。これまで展開していたシェアサイクル(電動アシスト付き自転車)とは異なることに注意が必要。(2025/03/07)。
サービス概要
名称 e-モビリティ(電動サイクル)シェアリングサービス
開始日 2025年3月14日
内容
チャージャーステーション対応電動サイクル(※特定小型原付自転車)の導入
チャージャーステーションの設置
※東京都によると
電動サイクルは30台、(2025年度末までに1200台)
チャージャーステーションは28箇所(2025年度末までに300箇所)
※特定小型原付自転車:車体の大きさ、構造、性能などが一定の基準を満たし、運転免許を受けずに道路を走行できる自転車(警察庁)。基準に該当しないものを運転する場合には運転免許が必要で、歩道走行はできない。
チャージャーステーション
・シェアサイクル利用者が使用できる「チャージャーステーション」を設置
充電器は1ラックに1器
電動サイクルの全面にある「チャージャーレシーバー」に充電コードを差し込む
充電は返却済みの車両でのみ可能
チャージャーレシーバー付き電動サイクル
対応電動サイクル(特定小型原付自転車):GLAFIT社製「NFR−01sh」
利用料金
電動サイクル 15分200円/12時間4000円
電動アシスト付き自転車 利用開始30分130円、延長15分100円、12時間1800円
近隣のポートの場所
・中央区臨海部や豊洲にはそもそも通常の電動アシスト自転車向けも少ない
・今回紹介のチャージャーステーションの導入場所は見当たらなかった。
感想・まとめ
電動アシスト付き自転車と今回紹介した電動サイクルは異なる。
利用料金は電動アシスト付きに比べてやや高いが、チャージャーステーション対応型ということで、バッテリー切れ問題から開放されることが期待できそう。
ただ、対応ポートがどこにできるのかは、HPからは判然としなかった。
サービス開始以降に対応ステーションが判明してくるのかもしれない。
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ドコモ・バイクシェアが最近目立たないが、何か対応してくるのだろうか。
その辺りの動きにも注目したい。