どらったら!!

東京都中央区、江東区の臨海部を中心としたメモ。独自の情報を除いては、報道ベースではなく、発表主体の情報をベースに書くことを基本にしています。最近はゲリラ的な花火大会情報も提供。

#1397 晴海ライナー、「臨時ダイヤ」前の3割減! 2022年10月3日ダイヤ改正

中央区晴海と有楽町、東京駅方面を結ぶ快速バス、晴海ライナーのダイヤ改正が発表された。減便数は平日4便/日、土休日1便/日。8月21日までのダイヤと比較すると平日で最大3割の減便となる。

新型コロナ感染拡大により運行に必要な乗務員が確保できなくなったということで2022年8月22日から土休日ダイヤを基本とする臨時ダイヤで運行していたが、その臨時ダイヤよりさらに減便されるのは非常に痛い(2022/09/27)。

日立自動車交通

ダイヤ改正の内容(2022/10/03実施)

①有楽町発(平日30便=−4、土休日26便=−1)

中の人作成

減便率 平日 4/34=11・7%/土休日 1/27=3・7%

②東京駅八重洲北口発(平日24便=−3、土休日26便=−1)

中の人作成

減便率 平日 3/27=11・1%/土休日 1/27=3・7%

③晴海2丁目発(平日31便=−4、土休日26便=−1)

中の人作成

減便率 平日 4/35=11・4%/土休日 1/27=3・7%

晴海トリトンスクエア発(平日31便=−4、土休日26便=−1)

中の人作成

減便率 平日 4/35=11・4% 土休日 1/27=3・7%

晴海二丁目止まりは大幅減便

中の人作成

 見ての通り下り・晴海二丁目止まりの便が半減する。また晴海トリトンスクエア止まりの「TYO-03系統」のうち、晴海二丁目方面への乗り継ぎができない便の創設が示唆されている。さらにトリトンで乗り継ぎ客がいない場合、回送運行となることがあるそうだ(効率化運行届出済)。

 東京駅の場合、これまで平日1日25便、土休日22便が晴海二丁目止まりだったが、ダイヤ改正後は平日1日10便、土休日13便に減少する。

参考 新型コロナ臨時減便前ダイヤ(21年6月1日改正)との比較

1日あたりの運行便数

有楽町駅  平日43→30(−30・2%)/土休日27→26(−3・7%)

東京駅   平日29→24(−17・2%)/土休日26→26(増減なし)

晴海二丁目 平日43→31(−27・9%)/土休日27→26(−3・7%)

トリトン  平日44→31(−29・5%)/土休日27→26(−3・7%)

参考 始発便/最終便発車時刻

トリトン

 平日0650/1957 土休0721/1906

→平日0650/1932 土休0721/1906

※平日終発25分繰り上げ

晴海2 

 平日0656/2003 土休0727/1912

→平日0656/1938 土休0727/1912

※平日終発25分繰り上げ

有楽町駅

 平日0710/1926 土休0741/1926

→平日0710/1926 土休0741/1926

※変更なし

東京駅

 平日0842/1933 土休0748/1933

→平日0842/1933 土休0748/1933

※変更なし

感想・まとめ

 平日終発も晴海エリアでは25分の繰り上げとなるようだ。臨時ダイヤ改正明けは増便もあると思っていたので衝撃的な減便改正。

 晴海地区から都心方面の上り便の減便に加え、都心部から晴海地区への下り便の多くが晴海トリトン止まりとなる変更が実施されるのも、影響がある人は結構いそう。

利用状況からはこれが標準ということになるのだろうか。他の路線はどうなってしまうのだろう。

参考

www.hitachi-gr.com