2023年1月から2月にかけて自動運転車両「ARMA」を使ったモビリティサービスの自動運転移動サービスとイベントが臨海副都心エリアのシンボルプロムナード公園で実施される。周辺施設から収益を得るビジネスモデルを探る(2022/10/11)。
実施概要
実施時期 2023年1月〜2月の2週間程度
実施場所 臨海副都心エリア シンボルプロムナード公園内
使用車両 仏ナビヤ「ARMA」
BOLDLYとウィラートラベルの連携プロジェクト
検証内容
まち全体の賑わい創出の検証
データ運用ビジネスを見越した技術導入検証
歩車混在空間での社会需要性向上の検証
周辺施設から収益を得るビジネスモデル検討
参考 先進モビリティ(株)のプロジェクトについて
・技術検証がメインのようだ
・2023年1月から2月にかけて実施
・臨海副都心エリアに加え、青海・台場地区などを回遊するルートを走行
参考 プロジェクトの公募条件
・募集するのは臨海副都心の公道への自動運転技術実装で、まちの魅力アップに資するもの
・フィールドは臨海副都心の公道
・インバウンド対応のための課題解決。地域間の回遊性向上による賑わい創出など
参考 実際の走路の様子(2022/03/09撮影)=シンボルプロムナード公園
感想・まとめ
自動運転車両の社会実装で採算性を確保するための一つの方法が「周辺施設から収益を得るビジネスモデル」。
以前の、HiCITYのエントリで自動運転に関しこんなことを書いた。
参考:運賃脱却のビジネスモデル
これまでのビジネスモデルは運賃収入。
地方の9割の路線バスは赤字。
「HiCITY」では持続可能な交通サービスを実現するために「運賃脱却のビジネスモデル」を推進。
自動運転バスを無料・高頻度で循環させ、運行エリアの活性化を図ることによる波及効果(エリア内商業の活性化、地価維持等)を狙うもの。
運行コストは「HiCITY」に必要な施設運営コストと位置付けている。
#1092 HiCITYー羽田空港3T間の公道で自動運転バス運行 2021年12月11日〜30日 - どらったら!!
これを試すのだろう。
HiCITYでは利用者があまり多くなく、臨海副都心で行うことには意味があると思う。
参考
臨海副都心エリアにおける自動運転技術を活用したサービスの構築に関するプロジェクトに採択(BOLDLY)