臨海副都心エリアで2021年11月と12月に予定されていた自動運転車両を使った新しいモビリティサービス実験が実施延期となった(2022/01/21)。
実施概要
国産自動運転車両を使用(自動運転レベル2相当)
検証内容
自動運転による回遊性の向上、賑わい創出など地域課題解決可能性の検証
自動運転車両を活用した新たなモビリティサービスの事業性、需要性、有効性検証
実施予定場所(緑色部分と黄色部分が走路)
臨海副都心エリア シンボルプロムナード公園内(セントラル広場〜夢の広場)
実施予定時期
2021年11月〜12月の2週間程度
(通行制限期間)2021年12月6日〜3月11日
感想・まとめ
割と「ひっそり」予定されていたプロジェクト。
2021年度の東京都プロジェクトなので、3月11日までに実施されると思う。
レベル2相当の部分運転自動化で、ドライバーが必須。東京都屋外広告条例によると、シンボルプロムナード公園内での広告、車内でのモニター、ポスターによる広告はできない。有償広告が使えないとなると、事業面でのハードルが上がる。
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「商業施設の設備の一部」として自動運転を扱う例もある。
参考:運賃脱却のビジネスモデル これまでのビジネスモデルは運賃収入。地方の9割の路線バスは赤字。 「HiCITY」では持続可能な交通サービスを実現するために「運賃脱却のビジネスモデル」を推進。自動運転バスを無料・高頻度で循環させ、運行エリアの活性化を図ることによる波及効果(エリア内商業の活性化、地価維持等)を狙うもの。運行コストは「HiCITY」に必要な施設運営コストと位置付けている。
#1092 HiCITYー羽田空港3T間の公道で自動運転バス運行 2021年12月11日〜30日 - どらったら!!
実用化をはかるならこの方法なんだろうなあ。