JR東日本から上越新幹線にドライバレス運転を導入するロードマップが発表された。2028年度に長岡駅と新潟新幹線車両センター間の回送列車に係員が乗務する形の自動運転導入方スタートし、2029年度には新潟駅と新幹線車両センター間の回送列車に係員が乗務しないレベルの自動運転を導入するそうだ(2024/09/11)。
自動運転の導入概要
2028年度 上越新幹線 長岡〜新潟新幹線車両センター(60・8キロ)
営業列車と回送列車でGOA2導入
2029年度 上越新幹線 新潟〜新潟新幹線車両センター(5・1キロ)
回送列車でGOA4導入
2030年代中ごろ
上越新幹線 東京〜長岡 GOA2導入
→上越新幹線 東京〜新潟間 営業列車にGOA3導入。回送列車にGOA4導入目指す
将来
参考 鉄道の自動化レベル
GOA 鉄道の自動運転レベル(GRADE OF AUTOMATION)
GOA2 運転士が列車の前頭に乗務する自動運転(営業列車・回送列車)
GOA3 係員が乗務するが列車の前頭に乗務する必要がないドライバレス運転(営業列車)
GOA4 係員が乗務する必要がないドライバレス運転(回送列車)
感想・まとめ
導入効果としては安全性、輸送安定性の向上と効率的な運転による省エネ効果をあげている。乗務員がさまざまな業務に従事できるようになることも挙げている。乗っている側からすると、現行で乗務員が見えるわけでもないのであまり変わらないのかな。