東京メトロが丸の内線で自動運転の実証実験を２０２５年度に実施する。２０２３年４月以降、実験に向けた準備を始めるそうだ。自動化レベルはＧｏＡ２・５と呼ばれる「緊急停止操作等を行う係員付き自動運転」（2023/03/25）。
自動運転実証実験の概要
・自動化レベルＧｏＡ２・５（車掌が先頭車両に乗務）の自動運転実証実験を２０２５年度に丸の内線で実施する。２０２３年４月以降、実証実験に向けた準備を始める。
・２０２５年度開始予定の実証実験は営業運転終了後に実施する。
※現状、ＧｏＡ２（半自動運転）相当は丸の内線、千代田線の一部、有楽町線、南北線、副都心線
参考 スケジュール
１９９１年 南北線開業 列車自動運転技術、ワンマン運転の運行管理ノウハウ蓄積
２０１３年度 無線式列車制御システムＣＴＢＣ開発着手
２０２３年４月 実証実験に用いる車両の仕様検討に着手、
２０２４年度 ＣＴＢＣを丸の内線に導入、自動列車運転装置（ＡＴＯ）の高度化
２０２５年度 ＣＴＢＣ技術を活用した自動化レベルＧｏＡ２・５の実証実験（丸の内線）
感想・まとめ
発表には丸の内線２０００系の写真が掲載されているが、本文中には特に表記がない。
関係がないわけないので、実証実験には丸の内２０００系車両に何らかの装置を付加したものを使うのだろう。ＪＲ東日本はＧｏＡ３（添乗員付き自動運転）に向けた実証実験を進めている。こっちも興味がある。
実現に向けたスケジュール感が知りたいところ。
