JR東日本が山手線で自動運転の実験を日中時間帯に実施するそうだ。これまでは終電後の時間帯など実施していたので大きく踏み込んだテストだと思う。ワンマン運転、ドライバレス準備着々(2022/02/11)
概要
山手線全線(34・5キロ)でE235系1編成を使う試験を日中帯に実施。自動運転に向けた技術開発を実施する。
実際の営業列車と同様に、前後に列車が走行している環境で、加速減速、惰行などの自動運転に必要な運転機能、乗り心地、省エネ性能の確認実施。
日程 2022年2月中旬〜下旬の5日間、日中帯
参考 自動運転のレベル
※ワンマン運転 運転士1人で運転し、車掌が乗り込まない方式の運転方法
参考 スケジュール
2018年度 加速、定速走行、減速、定位置への停車 テスト
2019年度 乗り心地向上、駅間停車防止に関する車両制御テスト
2020年度 列車の最適な群制御などをテスト
2021年度(今回) 1編成を使い日中帯に自動運転に向けた技術開発実施
2028年〜2031年ごろ ATACS導入・ATO高性能化
2025年〜2030年ごろ ATO導入・ワンマン運転(線区ごとに準備)
その後、ドライバレス運転を目指す
感想・まとめ
今回はGoA2(半自動運転)のテストっていうことになるのかな。山手線は本数も多い分、GoA3(添乗員付き自動運転)相当のドライバレス実現によるコスト削減効果も高そう。知らんけど。
早ければ2025年にはワンマン運転も導入されるスケジュール。きっと当たり前になっていくんだろうね。
参考
山手線の営業時間帯に自動運転導入に向けた試験を行います(JR東日本)