2022年12月5日から宮城県内のJR気仙沼線(BRT)で大型自動運転バスの実用運行がスタートする。安全性、安定性が確認できたという(2022/09/06)。
運行概要
自動運転区間
JR気仙沼線72・8キロのうち、柳津〜陸前横山 専用道区間 約4・8キロ
運行開始 2022年12月5日
最高速度 60キロ/時
運転時刻
柳津発 1147発/1727発(2便/全15便中)
陸前横山発 1107発/1557発(2便/全15便中)
その他
運転手は同乗、他の区間は手動運転
磁気マーカによる自車位置推定
全球測位衛星システム(GNSS)の電波が届かないトンネル内でも専用道上の安全を実現
※GNSSは一般道での自動運転を想定したもの
無線を使った交互通行制御
位置情報をもとに安全な交互通行を実現する仕組み。
感想・まとめ
一歩前進。運転手が乗り手動運転への切り替えを判断するということなので自動運転レベルは2相当。片方向1日15便のうち、昼と夕方に1便ずつの1日2便運行。
ドライバー不足が背景にあるので、解消には自動運転レベルをあげる必要があるね。
一般的な課題としてBRT専用道の維持は大変らしい。一般道であれば国や自治体の予算による舗装改修が行えるが、専用道は基本的に自腹が基本。導入時の支援制度はあるが、維持するとなると事業採算性次第。
JR東日本なのである程度体力はあると思うけど。
東京BRTにはあまり関係ないかな。
参考