中央区晴海二丁目の都有地は東京BRTの暫定ターミナルの運用終了に伴い閉鎖される方向だったが、地元住民からは区道と晴海通りを結ぶ暫定ターミナルの貫通路の開放を求める声が上がり、最終的に中央区と地元自治会・連合町会と東京都の間で調整が行われたようで連絡通路は当面維持となった。「暫定」なので「どマイナス」が「ややマイナス」になった形(2022/12/22)。
貫通路に関する調整について
主文:貫通路は暫定開放する
暫定開放期間 東京BRTプレ運行(2次)開始後、当面の間
役割分担
東京都:施設整備(管理柵等)
中央区:維持管理(巡回等)
その他
管理柵設置:プレ運行(2次)開始に合わせて設置
通路の開放時間 24時間
将来の歩行者動線:今後検討
参考 通路閉鎖方針の説明(東京都)
以下、伝聞情報
・東京BRTプレ運行(2次)の開始に伴い、暫定ターミナルを閉鎖する
・停留所は晴海通りに移設する
・晴海通りを区道をつなぐ通路は設置しない
・今後の対応は本設ターミナルと合わせて歩行者動線を考える
・本設ターミナルは通路閉鎖から18カ月後に供用開始予定。建築物ではなく、簡易なものになる。
課題とされていた以下の項目
防犯面に課題。深夜の安全確保
維持管理の課題 不法投棄や法事自転車等への対応が困難
費用の問題 柵の設置や清掃、点検費用が発生する
については、中央区管理とすることでクリアされたようだ。
感想・まとめ
どマイナスが、プラマイゼロ(暫定維持なので若干マイナス)付近に戻った。
・・・
東京都の臨海部地域公共交通計画の流れに従って、晴海二丁目暫定ターミナルの本設化を急いで欲しいが、そちらはなにも道筋が見えていない。計画期間は2025年度まで。前に進んで欲しい。
参考
【ご報告】#晴海 #BRTターミナル の #通路 の取り扱いについて、東京都都市整備局、中央区、晴海連合町会、そして、晴海二丁目自治会の皆さんが連携を図り、協議を進めてきました。
— 石島ひでき 東京都議会議員(中央区)自民党 (@ishijimahideki) 2022年12月21日
通路としての整備を東京都、維持管理を中央区が行うことで、協議が整いました。
関係者のご尽力に感謝申し上げます。 pic.twitter.com/RtSU3ZmPye