都心部・臨海地下鉄新線事業の政治的な立ち位置は東京都で6番手なのだそうだ。中央副区長が述べたもので、改めて東京8号線延伸などに劣後していることを確認した形(2021/09/30)。
副区長発言の概要
・国土交通省で行われている小委員会は臨海地下鉄新線事業には冷ややか。
・小委員は国と都を中心に、東京メトロの今後の新線整備に東京メトロが経済的に立ち向かえる環境作り、株式売却など実務的な対応を協議するもの。メトロ関連が中心。
・コロナ後を考えると、公共交通機関に対する選別はかなり厳しくなる
・東京都内で政治的に見て臨海地下鉄新線の順番は6番手
・つくばエクスプレスとの連結を想定しつつ、地域と都心が交流する運動の展開があるのではないか。
臨海地下鉄が6番手とは?
東京都は重要6路線向けに基金を創設。
②新空港線
③東京8号線
④東京12号線(光が丘〜大泉学園町)
⑤多摩都市モノレール(多摩センター〜町田)
なので、この次、ということになるだろうか。
都心〜品川地下鉄構想はよく分からないまま進んでいる。別枠なのかも。
感想・まとめ
副区長発言にもあったが、祭典が終わった今、公共交通機関に対する選別は厳しくなるだろう。東京オリンピックまでにどれだけ実現に近づけるかが勝負という部分があったと思う。臨海地下鉄実現のハードルは時間が経つにつれ少しずつ上がっていく気がしている。