どらったら!!

東京都中央区、江東区の臨海部を中心としたメモ。独自の情報を除いては、報道ベースではなく、発表主体の情報をベースに書くことを基本にしています。最近はゲリラ的な花火大会情報も提供。

#1009 祝!東京BRT、1歳の誕生日 2021年10月1日

9東京BRTがプレ運行を開始した2020年10月1日から1歳の誕生日を迎えた。この1年を過去のエントリから振り返ってみる(2021/09/30)。

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中の人撮影=2021/09/30

プレ運行スタートは20年10月1日

運行初日のエントリでは運用開始と同時に利用可能になった「バスナビ」を紹介した。特別なセレモニーもなく、ちょっと寂しいスタートだったような気がする。

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定時性と速達性を3カ月間検証。いずれも十分だった

次に気になったのは東京BRTのウリである「定時性と速達性」がプレ運行でどの程度なのかということ。10月から12月の3カ月間にわたり、検証を実施した。十分に使える定時性、速達性を確保していると判断した。

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積分布関数で区間別にプロットしてみた。

上り:晴海BRTターミナル→勝どきBRT f:id:dorattara:20201228021515p:plain (中の人作成)

上り:勝どきBRT→新橋 f:id:dorattara:20201228022442p:plain (中の人作成)

下り:新橋→勝どきBRT f:id:dorattara:20201228023009p:plain (中の人作成)

下り:勝どきBRT→晴海BRTターミナル f:id:dorattara:20201228023321p:plain (中の人作成)

#717 東京BRTの運行をふりかえる 2020年まとめ 年内のエントリは終了 - dorattara! Season4

東京BRTの停留所は2025年度までに進化する

次に触れたテーマはBRTのシームレス化(停留所の進化)

2025年度までの施策として「BRT利用のシームレス化」が上がっていた。

BRTの停留所において

・利用者の乗降

・バスの正着

・他のバス路線との乗り継ぎ

・待機環境

・情報提供等

すべてにおいて利用しやすいシームレスな環境整備を実施する。

#722 東京都臨海部地域公共交通計画案をみる⑤完 BRT利用のシームレス化について - dorattara! Season4

やっぱり注目したいのはバスの正着。これが実現して交通弱者の普通の利用が可能になる。乗降に垂直移動が不要なBRTが鉄道に勝る部分になるだろう。

正着実証実験は延期に

バスに自動幅寄せを行う正着制御実験は2021年4月23日に実施予定だったが、流れてしまった。これは残念だったな。

初のダイヤ改正(21年6月)は虎ノ門へのアクセス改善

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新橋折り返し便が減って、虎ノ門ヒルズ行きが増便されるダイヤ改正だった。

本格運行は2024年度以降か

本格運行が2024年度以降に遅れる見通しであることを書いた。ここでは環状2号線の供用開始が2024年度に変更されたことを根拠とした。

プレ運行2次の開始は気になるところだろう。

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東京駅ルートは最速2025年度開業へ

東京駅ルートは最速2025年度に開業する可能性があることを書いた。

dorattara.hatenablog.com

感想・まとめ

この1年で利用客が格段に増えた印象はある。特に勝どきBRTの利用者が格段に伸びている印象。もっと利用しようぜ。

2年目もお世話になります。次のポイントはプレ運行2次の発表だろう。

参考

dorattara.hatenablog.com