どらったら!!

東京都中央区、江東区の臨海部を中心としたメモ。独自の情報を除いては、報道ベースではなく、発表主体の情報をベースに書くことを基本にしています。

#1011 東京BRTが正着制御モニター再募集 ハロウィーンバスで実施か?

バスステーションに自動幅寄せする正着制御について、東京BRTが2021年10月22日以降の3日間、実証実験を実施する。実験にあたって一般の乗客をモニターとして募集する。車いすを利用される方やベビーカーをお持ちの方は参加してみてはどうだろう。自動正着制御に驚くと思う(2021/10/02)。

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東京BRT

ちなみに、正着制御機能搭載の車両は車番1001のみ。1001はハロウィーンの飾りを施したそうだ。

 正着制御の実証実験は当面、晴海BRTターミナルでのみ実施されることになっている。

東京BRTが実施する正着制御実験の概要

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東京BRT

 正着制御技術を搭載したバスに乗ってもらい、乗り降りのしやすさ、乗り心地を体験してもらい、アンケートに答える

※申し込みは本エントリ末尾のリンクから当該ページで。

実験場所

 東京BRTの晴海BRTターミナル

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(中の人作成)

実験日程

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東京BRT

日時 2021年10月22日〜24日、各1時間×6〜7枠

 0900/1000/1100/1200/1300/1400/1500

※22日のみ1000開始

※雨天実施、荒天延期

人数 約100人

応募締切 2021年10月14日

謝礼 クオカード 2000円分

参考:正着制御とは 

 バス停にバスを隙間なく停車させ、車いすやベビーカーが解除なしで乗降できる使いやすさを実現する。バスステーションに自動幅寄せし、車体を傾けることで乗り場とバス内の床面の段差をなくす。

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内閣府

参考:東京BRTに導入された「誘導線正着制御」について

 車両に設置したカメラが路面に設けられた誘導線を読み取り、誘導線の中心とバスの中心線が一致するように自動的に操舵が実施される。さまざまな正着制御のうち精度が高く、近く実現可能な技術という位置付け

テストコースでの実証実験結果(2019年研究活動報告)

正着距離

 誘導線方式による正着距離を11回計測。前扉40ミリ、後扉75ミリ

 手動正着(バリアレス縁石)で3回計測 前扉90ミリ、後扉119ミリ

※バリアレス縁石は側面がタイヤが接触しない傾斜構造。

必要な明るさ

 誘導線の認識に必要な明るさ 30Lx

誘導線の改良

 誘導線の形状を直線部を一度外側に寄せてから直線とする形状に改良

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前扉と後扉の正着距離の差

 +35ミリ(標準偏差4ミリ)→−10ミリ(標準偏差5ミリ)に大きく改善

自動運転社会に向けたインフラ整備(計量計画研究所「2019研究活動報告」)

参考 実証実験 1回目(2020年11月17日〜22日)

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(東京BRT)=2020年11月

感想・まとめ

 2021年4月の実証実験は中止されたので、実施されれば第2回ということになる。車いすやベビーカーでの乗り降りが介助なしに行えるというのは、公共交通機関としては大きなアドバンテージ。車いす、ベビーカーを使用する方にはぜひ参加していただいて驚いて欲しいなあ。

 4月に計画された際と異なるのは、特殊な状況下(日没時など)の実験は行わないという点。半歩後退したかな。

 誘導線方式の正着制御は自動運転技術としては初歩なのだそうだ。自動運転が本格化するまでのつなぎということだろう。でも、最初の一歩は偉大な一歩。

参考

バスの自動運転(正着技術)の導入に関する実証実験 モニター募集