最近、新型コロナの新しい言葉として「抗体カクテル療法」というものを聞くようになったので、メモしておく。2種類の抗体が入った「カクテル」を静脈注射して重症化を防ぐというもので、軽症者向きということになる。お世話にならないのが一番だけど(2021/08/12)。
抗体カクテル療法で使われるロナプリープ
軽症者向け。2種類の抗体を混ぜて点滴する。
抗体はウイルスが体の細胞にくっつくのを阻止する。
ウイルスは体の細胞にくっついて増殖するので、
これを阻止することで増殖せず、重症化が防げることが期待できる。
(日経新聞)
特例承認された新型コロナ治療薬「ロナプリープ」
・カシリビマブとイムデビマブという2種類のモノクローナル抗体のカクテルが入っている
臨床成績
ある方法により採取した検体によるPCR検査で陽性だった人を2グループに分けて比較。
①ロナプリープを投与したグループ(n=736)
②プラセボを投与したグループ(n=748)
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コロナに関連のある入院または理由の如何を問わない死亡例(イベント発現例)
①7例(1・0%)
②24例(3・2%)
リスク減少率は70・4%