各自治体で気候変動適応法に規定するクーリングシェルターが指定された。この施設は熱中症対策として冷房施設を備えたもので、中央区の場合28カ所(1施設に複数指定されているケースがあるため、実際には23地点にある施設)が指定されている。猛暑に備え、なるべくお世話にならないようにしたいものだ(2024/06/04)。
中央区クーリングシェルターは28カ所、23施設
・利用可能な施設の28カ所を指定(2024年6月1日)
・期間 6月1日〜10月23日
・施設によって定例、臨時の休肝日がある。利用可能施設の開館状況は末尾リンクから確認をする必要がある
・専用の休憩室があるわけではない。開放場所の利用が可能になるということ。
月島地域
佃 区立シニアセンター
月島 月島スポーツプラザ、月島保健センター、月島区民センター
勝どき 勝どき区民館
晴海 アートはるみ、晴海区民センター、はるみらい
参考 江東区豊洲、有明、東雲の設置状況
豊洲(3カ所、1施設) 豊洲図書館・豊洲文化センター・豊洲シビックセンター)
東雲(1カ所、1施設) 東雲図書館
参考 改正気候変動適応法の法施行について(2024年4月1日)
・市町村長は、指定所熱避難施設の名称、所在地、開放可能日等および開放により受け入れることが可能であると見込まれる人数を公表しなければならない
指定暑熱避難施設制度の創設
必ず備えるべき最低限の基準の具体的な解説
(1)適当な冷房設備について
○定期的にメンテナンスされており、指定暑熱避難施設の実情及び規模に応じた適切な機能を有した冷房設備
(2)必要かつ適切な空間について
○指定暑熱避難施設の大きさではなく、指定暑熱避難施設が受け入れることが可能であると見込まれる人数に応じた一人あたり滞在することが可能な空間が適切に確保されていること(例:指定暑熱避難施設として一定程度の定量的な面積が確保されているのではなく、指定暑熱避難施設が受け入れることが可能であると見込まれる人数が10人であれば10人が、5人であれば5人が、地域や指定暑熱避難施設の状況に応じて、同時に適切に滞在できる空間が確保されていること。
感想・まとめ
今年も暑くなりそうなので、このページのことを頭の片隅に置いておこう。