2024年11月から港区高輪地区で民間事業者による移動サービス「(仮称)みなのり」がスタートする。高輪ゲートウェイシティの開業を2025年3月に控え、交通不便地域の解消などと目的とした実証運行だそうだ(2024/09/26)。
「(仮称)みなのり」概要
・事前予約により希望する時間に乗りたいスポットから降りたいスポットまで移動できる乗り合い交通サービス。
・運行開始は2024年11月から
※運行形態等は不明
運行エリア(乗降スポットは検討中)
参考 オンデマンド交通サービス
(利点)
・利用者ここの移動ニーズに応えつつ、低コストで複数人の同時移動が可能
・多くの自治体で導入進む
・予約がなければ運行しないため需要がない場合の無駄な運行コストがかからない
(課題)
・利用に事前予約が必要。利用に事前登録を課すと利用者が増えないケースも
・既存交通事業者の反発
・相乗りへの抵抗
・定時性に課題。予約が必要な病院や鉄道駅など、到着時刻に正確性が求められる移動用途では敬遠される可能性
・一定の需要を束ねられずに利用者が増えるとコストが増大する
・路線バスなどの路線定期型交通に比べると利用者1人あたりの運行経費は平均で見ると高い傾向にある
感想・まとめ
固定の運行ルートを定めず、設定されたポイントを結ぶ「自由経路ミーティングポイント型」の運行スタイルになるのかな。
お隣の自治体の実証運行という事で注目したい。
年間赤字2億の江戸バスを代替しうるものになるのかどうか。