都心・臨海地下鉄新線との関係が深いつくばエクスプレスの2023年度上期の営業実績が発表された。新型コロナからの着実な回復が続いていることが喜ばしい。1日あたりの輸送人員は2022年度上期からさらに11%増加し、上期としては過去最高だった2019年度上期を基準にすると7%のマイナスまで持ち直した。遠からず過去最高水準をうわまわるのではないか(2023/12/20)。
2023年度上期 輸送人員
・2022年度上期から11%増加 38・1万人/日(+3・8万人)
・新型コロナ後の回復傾向は維持
・1日あたりの乗降客数は2018年度水準に迫る(過去最高は2019年度)。
参考:旅客輸送人員の推移
2023年度上期営業実績
・営業収益は223・9億円 2022年度上期から25・6億円の増加
・純損益は黒字33・0億円 2022年度上期から22・5億円改善
感想・まとめ
これほど急速な回復が続くのは予想外だった。
臨海地下鉄新線への影響が小さくなると、具体的な動きも期待できそう。
来年度以降の中期経営計画にどう盛り込まれてくるかに注目したい。