JR東日本の高輪ゲートウェイ駅近くで見つかった約150年前の鉄道遺構「高輪築堤跡」について、保存・公開方法が固まり、イメージが公表された。2027年度の現地公開を目指す(2023/06/01)。
「高輪築堤跡」概要
1872年に日本初の鉄道が新橋〜横浜間に開業した際、高輪海岸沿いの海の上に鉄道を走らせるために敷設された鉄道敷の遺構。
2021年9月17日 第7橋梁部、公園部が国の史跡に指定
2023年5月26日 高輪築堤跡の保存活用計画が文化庁長官認定
→現地公開が可能に
2027年度 現地公開を目指す
保存と公開についての取り組み
・発掘時欠損していた築石、盛り土、バラスト、レール、橋梁の再現検討
・かつての築堤ライン上は、現地発掘の築石を活用した景色に
・AR/VR活用
ほか
第7橋梁部 公開イメージ
公園部 公開イメージ
感想・まとめ
上の写真は現地説明会に参加した際に撮影したもの。石垣に沿って出てきた無数の杭は石垣がずれることを防ぐ目的だったらしい。
これだけのものなので、どう保存・公開していくのかには注目していた。
全体保存がベストなのだろうけれど、場所が場所だけにそういうわけにもいかないのだろう。公開を楽しみに待ちたい。
参考リンク等