どらったら!!

東京都中央区、江東区の臨海部を中心としたメモ。独自の情報を除いては、報道ベースではなく、発表主体の情報をベースに書くことを基本にしています。最近はゲリラ的な花火大会情報も提供。

#1649 高輪築堤跡は2027年度現地公開へ 保存活用計画認定

JR東日本の高輪ゲートウェイ駅近くで見つかった約150年前の鉄道遺構「高輪築堤跡」について、保存・公開方法が固まり、イメージが公表された。2027年度の現地公開を目指す(2023/06/01)。

高輪築堤跡=どらったら!撮影、2021年4月10日

「高輪築堤跡」概要

JR東日本

1872年に日本初の鉄道が新橋〜横浜間に開業した際、高輪海岸沿いの海の上に鉄道を走らせるために敷設された鉄道敷の遺構。

2021年9月17日 第7橋梁部、公園部が国の史跡に指定

2023年5月26日 高輪築堤跡の保存活用計画が文化庁長官認定

→現地公開が可能に

2027年度 現地公開を目指す

保存と公開についての取り組み

・発掘時欠損していた築石、盛り土、バラスト、レール、橋梁の再現検討

・かつての築堤ライン上は、現地発掘の築石を活用した景色に

・AR/VR活用

ほか

第7橋梁部 公開イメージ

JR東日本

公園部 公開イメージ

JR東日本

感想・まとめ

高輪築堤跡=どらったら!撮影、2021年4月10日

上の写真は現地説明会に参加した際に撮影したもの。石垣に沿って出てきた無数の杭は石垣がずれることを防ぐ目的だったらしい。

これだけのものなので、どう保存・公開していくのかには注目していた。

全体保存がベストなのだろうけれど、場所が場所だけにそういうわけにもいかないのだろう。公開を楽しみに待ちたい。

参考リンク等

高輪築堤跡 これからの100年に向けて(JR東日本)

dorattara.hatenablog.com