沖縄・那覇のモノレール「ゆいレール」などで使われているQRコードを使った乗車券のデジタル版が東京メトロ丸の内線で2023年4月25日からの約2カ月間、実証実験として販売されることになった。デジタル券単体ではなく、提携サービスと組み合わせた形での販売となる。ゆいレールでは紙の乗車券だが、実証実験ではスマホ画面上に表示させて改札を通過する仕組みになる。QRコードを使った乗車サービスの実用性などを検証するそうだ(2023/04/10)。
実証実験の概要
・デジタル1日乗車券と組み合わせた提携サービス(3種類)を提供する
※デジタル1日券単体での販売は行わない
※QRコードを使って自動改札機を通過する新乗車サービスの実証実験は東京メトロでは初めて
発売期間
2023年4月25日〜6月25日まで
発売方法
各提携サービスのURLから購入
販売料金
提携サービスによる
デジタル1日乗車券の使用方法
①提携サービスアプリ上でデジタル1日乗車券を表示
②改札機付近の読み取り専用タブレット上部に取り付けられたカメラにデジタル1日券をかざす
読み取りタブレット設置駅 新宿駅、四谷三丁目駅、淡路町駅、御茶ノ水駅、池袋駅
非設置駅 駅係員がデジタル1日券を確認する
駅係員不在時はインターホンで呼び出しが必要
③読み取り完了後 タブレット/駅員の案内に従って進む
※スマホ不具合、電池切れの場合は乗車券を別途購入してもらうケースも
提携サービスは3種類(料金は提携サービスリンクへ)
ニアミーの羽田空港送迎と丸の内線デジタル1日券のセット
・ビットにゃんたーず 丸の内線江戸巡り 〜目指せ徳川埋蔵金〜
徳川家康や江戸初期をテーマとした位置情報ゲームと丸の内線デジタル1日券のセット
ワークスペース利用権と丸の内線デジタル1日券のセット
※リンクからジャンプできない場合は下部の参考リンクから
感想・まとめ
読み取りタブレットが全駅設置ではないのね。
やや中途半端感がある実証実験だが、提携サービスとの組み合わせというのはデジタルならではなのかな。今後の発展に期待。