羽田空港の複合施設「HiCITY」(エイチ・アイ・シティ)と羽田空港第3ターミナル間で、一般利用客向け自動運転バスの実証実験が2023年1月6日にスタートした。3月末まで、85日間という前例のない長期実証実験となっている(2023/03/02)
※自動運転レベル4:限定地域においてシステムが全ての動的運転タスクおよび作動継続が困難な場合の応答を行う
実証実験概要
期間 2023年1月5日〜3月31日 85日間
運行時間 1000−1630(1230−1330を除く) 40分間隔
便数 1日8便、延べ680便
走行距離 約3・9キロ
走行時間 往復約30分
走行速度 約20キロ/時
乗客定員 6人(これまでで最高)
運賃 無料(事前予約必要)
使用車両 NAVYA ARMA
運行実績について
参考 NAVYA ARMAの概要
乗車定員 11(運転手含む)
動力 電動機
寸法 全長4・76m、全幅2・11m、全高2・65m
車重 2470キロ
GPSによる自車位置測定とレーザースキャナーによる障害物検知により、あらかじめ設定したルートを低速で自律走行する。
#174 港区・イタリア街でハンドルのないバスが公道走行 2019年7月3日から3日間 - dorattara! Season4
参考:乗車予約ページ(下記「参考」リンクより)
参考:運賃脱却のビジネスモデル
これまでのビジネスモデルは運賃収入。地方の9割の路線バスは赤字。
「HiCITY」では持続可能な交通サービスを実現するために「運賃脱却のビジネスモデル」を推進。自動運転バスを無料・高頻度で循環させ、運行エリアの活性化を図ることによる波及効果(エリア内商業の活性化、地価維持等)を狙うもの。運行コストは「HiCITY」に必要な施設運営コストと位置付けている。
感想・まとめ
敷地内運行のテストには参加したことがある。
こちらが体験記。
羽田第3ターミナルとの間の公道走行も1回乗ってみないとなあ。
乗らないとわからないことも結構多い。