中央区豊海町に2棟のタワーマンションを建設する第一種市街地再開発事業の着工が告知された。竣工は2027年。春に入居という感じだろうか(2023/02/27)。
豊海地区第一種市街地再開発事業
交通アクセス 勝どき駅(徒歩10分)
事業名 豊海地区第一種市街地再開発事業
区域面積 2へクタール
建築物の敷地面積 15901㎡
建築物の延床面積 226121㎡
主要用途 住宅、店舗、区民館、診療所、保育所
階数高さ 地上54階地下1階建 2077戸(タワー棟2棟)
構造 直接基礎・制振構造
間取り 1LDK~4LDK
専有面積 30㎡台〜150㎡台
(参考)環境影響事後評価書より
・タワーパーキングは25階部分まで
・駐輪場は地下1階〜地上4階部分
配置図
・店舗、区民館、診療所、保育所
・2、3、51、52階に共用施設集約
・在宅ワーク向け個室スペース、ミーティングコーナー、テラススペース、フィットネス(多分51、52階部分)、2層吹き抜けビューラウンジ(51、52階部分)
外構イメージ
・地域交流広場 約3100㎡
・こども広場 約1100㎡
・オープンスペース 約2180㎡
地域開放
集会場、キッズルーム等の一部共用施設(2階)
スケジュール
2013年 7月 再開発準備組合設立
2017年 8月 都市計画決定国時
2020年 6月 再開発組合設立認可
2021年 5月 権利変換計画認可
2021年 9月 解体工事着工
2023年 1月4日 建設工事着工←いまココ
2027年 竣工(予定)
2026年10月〜27年3月 検査・内覧会(事後評価書)
※入居は2027年春か。
眺望について
東ウイング高層階から東京タワーが望めそう
勝どきザ・タワーのレインボーブリッジビューは阻害される
感想・まとめ
恒例の徒歩圏マップから。
東京BRTの勝どきBRTまでは徒歩5分程度。勝どき駅へは徒歩10分となっている。「勝どき駅の出入口増設計画」が実現すれば数値上の改善余地はがあるが、実質的な公共交通の改善余地が少ない。期待できるのはコミュニティサイクル+バス便の増便だろう。
晴海フラッグ側のマルチモビリティステーション側へのアクセスは厳しい。
また上図のとおりこのツインタワマンは「半島部分」に位置するため、徒歩5分圏の半分は倉庫の多い港湾地区が占める。生活利便施設が広がるエリアは広くはない。
これでもOKという、ある程度の割り切りが必要かな。