三菱地所が千代田区内神田で進める再開発計画「(仮称)内神田一丁目計画」がスタートした。既存建物の解体作業が2021年4月15日に始まり、26階建/約130mの新しいオフィスビルは2025年に竣工の予定。
人の流れの変化に注目する弊ブログとして注目すべきは、敷地に面した日本橋川の一角に船着場(防災船着場)を新設することと、人道橋を架橋することだろう(2021/04/15)。
新設船着場と人道橋の概要
(三菱地所)
新設船着場について
平時には建物内の観光案内所と連携して舟運サービスの展開を計画。
人道橋について
大手町川端緑道から当該敷地へ人道橋を架橋する。2012年都市計画決定済。
これにより丸の内〜大手町〜神田を貫く「仲通り」を形成する。
参考:全体計画概要
所在地 千代田区内神田一丁目
主要用途 事務所、店舗、ビジネス支援施設、駐車場等
敷地面積 約5100㎡
延床面積 約84500㎡
階数高さ 地下3階、地上26階/約130m
広場 約1000㎡(人道橋の受地部分)
・低層部にアグリフードビジネスのビジネス支援施設
スケジュール
2021年 4月15日 既存建物解体工事着手
2022年 5月 新築工事着工予定
2025年 竣工予定
感想・まとめ
三井不動産や森ビルが目立つ再開発だけど、三菱地所の再開発計画もなかなか。
いつか触れる機会があるかもしれない。
注目は2030年にかけての「有楽町再開発計画」(棟数未定)だろう。
三井不動産はもっと大まかにこんな話をしていた。
参考
本エントリは#331が少し進んだもの。