築地市場跡地の事業者募集方針が変更された。先行整備と本格整備の事業者募集を別個に行うとしていたが、東京2020大会の延期を受けて方針を一旦保留していた。結局、先行整備と本格整備の一体的な募集になった。時期は2022年度を想定(2020/09/24)。
(東京都)
築地地区まちづくりの事業者募集の方向性の概要 2020年9月
変更案(検討中)
(東京都)
先行整備と本格整備の事業者を一体的に募集する方向(2022年度想定)
理由:東京2020大会延期で、先行整備事業の実施方針を見直ししていたが、早期の事業着手が困難になった。より効果的なまちづくりのために変更を検討。
参考:当初案
船着場付近の先行的な事業者募集
→本格整備は事業者を一体的に募集する方向
築地まちづくり先行整備事業の実施方針の方向性、知事答弁 2020年3月
東京2020大会開催についてIOCが大会延期を含め4週間以内に結論。結果を踏まえて内容を見直し公表する
参考:当初の先行整備事業 2019年11月
名称 (仮称)築地地区まちづくり先行整備事業(船着場周辺エリア)
所在地 中央区築地六丁目ほか
事業対象地 第1工区と第2工区
(東京都)
用途地域 商業地域指定建蔽率 80%
指定容積率 500%(700%:晴海通り沿い)
高度地区 なし
事業の進め方 中期の定期しゃくりによる活用を想定
スケジュール
2019年度 事業実施方針の策定・公表
2020年ごろ 事業者募集
2022年10月 第1工区着工
参考: 先行整備事業の主な方針
都市基盤整備
・船着場を活用し、舟運の活性化、舟運ネットワークの充実を図る
・スーパー堤防整備にともなう地盤面の高低差を有効活用、安全快適な歩行者空形成
土地利用
・水辺を生かした新たな賑わい交流創出機能・空間を導入
・周辺の地域資源のつながりを踏まえ船着場周辺の立地を生かす
・舟運と陸上交通のつながりを考慮した待合機能
・地域防災性向上
・晴海通り側からの車両アクセス確保
景観形成〜省略
環境配慮〜省略
感想・まとめ
築地市場の再開発手続きは一旦休止していたが、再開したのだろうか。
そして中央区の交通結節機能に関する要望(↓)がどの程度反映されるか。
カジノを含まないIRなんて話もあるようだけど、カジノの収益を原資に回せないモデルってこの場所で成立するのかな?手を上げるところ、あるんだろうか。
結局はスタジアム、そんな感じでどうでしょう。
参考