羽田空港に隣接する「HANEDA INOVATION CITY」(HiCity=エイチ・アイ・シティ)の敷地内で、2020年9月18日から日本で初めて、自律走行バスの定常運行が始まるそうだ(2020/02/06)。
(HICITY)
haneda-innovation-city.com
運転手不足などの課題解決に向けて施設構内循環バスとして導入。将来的には施設外との循環バスへの転用を目指す。運転手提供役務は日本交通に移管される。 (羽田みらい開発ほか) 運行開始 2020年9月18日 運行時間 1030−1330/1430ー1630 乗車定員 11人(誰でも乗車可能) 運賃 無料 走行ルート 1階通路部分(下図) 新たな交通手段確保を目指し、施設2階デッキ内の2地点を結ぶカートを導入。施設内の移動利便性向上、自動運転車両への社会受容性向上についての検証を実施。 (羽田みらい開発ほか) 実証期間 2020年9月18日〜22日、24日〜26日 10月1日〜3日、8日〜10日 実証時間 1000−1200/1300−1700 乗車定員 8人 運賃 無料 ルート 2階デッキ部分(下図=2地点を往復) ・複数の自動運転モビリティの遠隔監視システム導入 ・自動運転技術を活用したパーソナルモビリティ(WHILL)の実験的導入 が行われる。 (羽田みらい開発ほか) 資料では自律走行バス「NAVYA ARMA」を「特別装置自動車」と呼んでいる。通常の車両の様にハンドルやブレーキがない特別な装置で運行される自動車ということだろう。自動運転前提で開発された「NAVYA ARMA」にはハンドル、ブレーキがなかった。 運行は構内循環に限定されていて、敷地外へのルートで定常運行するのはまだまだ先になる。乗る人を選ばないそうなので、今度乗りに行ってみよう。 自律走行バスの定常運行について
①自律走行バス「NAVYA ARMA」の運行
②歩行者の混在する場所への自律走行低速電動カート導入(実証実験)
③そのほか
走行ルート(バス=ピンク色/カート=紫色)
感想・まとめ
参考