東京都のかつての優先整備6路線のトップランナー、多摩都市モノレール延伸計画の上北台〜JR箱根ヶ崎前ルート約7キロ区間について、東京都が2030年代半ばの開業目標を明らかにした。また都市計画素案に対する質問への回答が公表され、都市計画決定まで2〜3年、事業認可取得まで3〜4年が見込まれる。事業費は1030億円をみこむ(2022/10/24)
(グーグルアース)
小池知事「開業時期は2030年代半ばめざす」
小池知事は12月8日の都議会で次のように答弁している。
・今後、国や沿線市・町、運営会社など関係者と一層連携を図り2030年代半ばの開業を目指す
質問への回答用紙
・一般的に都市計画決定まで2〜3年
・一般的に事業認可取得まで3〜4年
・環境影響評価書取りまとめに1年
・開業時期未定、部分開業は想定しない
・総事業費 約1030億円
・東京都出資割合の変更予定はない
・駅位置は既開業区間に倣い1キロ毎になるよう配置。
・各駅連絡通路のエレベーターは15人乗りストレッチャー対応
・運賃設定 延伸区案では新線加算運賃となる。
計画概要
延長 約7010m
ホーム延長 約66m(仮称 #1〜#7)
開業区間の都市計画手続きから開業までの実績
感想・まとめ
開業時期について明確に触れたのは初めてか。
2030年代半ばというとあと10年ちょっと。
トップランナーでもこれぐらいはかかる。
参考
多摩都市モノレール延伸(上北台〜箱根ケ崎)計画 あらまし(東京都)