都営交通の2023経営レポートが公表された。2022年度の勝どき駅の1日平均乗降客数はピークだった2019年度の7割にも届いていなかった。大江戸線の各駅の利用者数の対前年伸び率は最下位のプラス1・1%。回復の遅れが気になるところ(69・1%)(2024/01/31)。
勝どき駅の1日平均乗降客数、前年度から横ばい(2022年度)
・2021年度からの増加は1・1%にとどまり、ほぼ横ばいとなった。
駅別一日平均乗降人員(2022年度)
2️⃣九段下(新宿線) 95386人
3️⃣大手町(三田線) 88646人
4️⃣新宿(新宿線) 84501人
7️⃣市ヶ谷(新宿線) 78112人
8️⃣勝どき(大江戸線)74776人(2019年度 108147人)
参考 2022年度主要数値
乗車人員(4事業合計) 10・8億人(対前年度+1・1億人)
営業収益 1732億円(対前年度 +173億円)
経常収支 △21億円(対前年度 +107億円)
事業別主要数値
・都営地下鉄は経常損益黒字転換まであと一歩。都営バスも順調に回復基調にある。
・発電を除く4事業で営業収益増加も、厳しい経営環境続く
運輸成績(2022年度)
参考 大江戸線の駅別乗降客数(2022年度)
感想・まとめ
新型コロナ明けと言っていい時期。
都営地下鉄全体の乗車人員の推移と比較しても、勝どき駅への利用者回帰はまだまだ。
晴海フラッグの入居が進むと状況は大きく変わるのだろうか。
2023年度、24年度の推移に注目かな。