どらったら!!

東京都中央区、江東区の臨海部を中心としたメモ。独自の情報を除いては、報道ベースではなく、発表主体の情報をベースに書くことを基本にしています。最近はゲリラ的な花火大会情報も提供。

#1897 勝どき駅の乗降数回復遅れる 都営交通経営レポートより

都営交通の2023経営レポートが公表された。2022年度の勝どき駅の1日平均乗降客数はピークだった2019年度の7割にも届いていなかった。大江戸線の各駅の利用者数の対前年伸び率は最下位のプラス1・1%。回復の遅れが気になるところ(69・1%)(2024/01/31)。

都営交通経営レポート2023

勝どき駅の1日平均乗降客数、前年度から横ばい(2022年度)

勝どき駅 一日平均乗降客数

・2021年度からの増加は1・1%にとどまり、ほぼ横ばいとなった。

駅別一日平均乗降人員(2022年度)

1️⃣馬喰横山新宿線)96253人

2️⃣九段下(新宿線) 95386人

3️⃣大手町(三田線) 88646人

4️⃣新宿(新宿線)  84501人

5️⃣巣鴨三田線)  82086人

6️⃣日本橋浅草線) 78113人

7️⃣市ヶ谷(新宿線) 78112人

8️⃣勝どき(大江戸線)74776人(2019年度 108147人)

参考 2022年度主要数値

乗車人員(4事業合計) 10・8億人(対前年度+1・1億人)

営業収益 1732億円(対前年度 +173億円)

経常収支 △21億円(対前年度 +107億円)

事業別主要数値

都営交通経営レポート2023

都営地下鉄は経常損益黒字転換まであと一歩。都営バスも順調に回復基調にある。

・発電を除く4事業で営業収益増加も、厳しい経営環境続く

運輸成績(2022年度)

都営交通経営レポート2023

参考 大江戸線の駅別乗降客数(2022年度)

都営交通経営レポート2023

感想・まとめ

年間乗車人員=都営交通経営レポートより

新型コロナ明けと言っていい時期。

都営地下鉄全体の乗車人員の推移と比較しても、勝どき駅への利用者回帰はまだまだ。

晴海フラッグの入居が進むと状況は大きく変わるのだろうか。

2023年度、24年度の推移に注目かな。

参考リンク等

東京都交通局2023経営レポート