ようやく・・・ようやく「東京BRT」運行を担う新会社「東京BRT株式会社」が設立された(2019年7月31日)。
何度でも書くが、小池知事の独断による市場移転の延期と、それにともなう環状2号線の本格開通の遅れから、当初計画では2016年度に設立予定だった新会社。
(京成バス)
実に2年以上遅れての設立となった。
東京BRT株式会社
商号 東京BRT株式会社
本社 千葉県市川市
事業内容 東京BRTの運行ほか
設立日 2019年7月8日
資本金 7500万円
株主 京成バス(100%)
路線図
(東京BRT)
東京BRTのスケジュール
2019年
7月 会社設立
2020年度
プレ運行(一次)開始=京成バスによる運行
プレ運行(二次)開始=京成バスによる運行
2021年度
プレ運行(二次)期間中に営業開始=京成バスと東京BRT(株)による共同運行
2022年度以降 本格運行(東京BRT(株))
※会社は設立されたが、実際に運行に関わるのはオリンピックの翌年度となる。
その他告知内容
①現金支払いを車内で行わない方式(本格運行開始後)
(東京BRT)
②輸送力
(東京BRT)
・(450人/時→2000人/時)=告知済の内容。変更点なし
③停留施設
(東京BRT)
・車椅子利用者などバリアフリーに配慮
※正着縁石導入と推測
(参考)当初スケジュール(一部加筆)
(東京都)
感想・まとめ
この東京BRT、結構心配している。
当初計画 2016年度の新会社設立のはずが、2019年度半ばに遅れてしまったこともあるが、燃料電池バス「SORA」、連節バスのエルガデュオのいずれも、補助金抜きで1台約1億円という値段。
運賃も「都営バス以上」ということが告知済み。
果たして、長期的に採算に乗るのだろうか。
(経済産業省)