都心部と臨海地域を結ぶ基幹交通という位置付けの東京ＢＲＴ。高層にある東京駅延伸の現状についてまとめてみた。石島議員、いい仕事していると思います！！（2024/10/01）。
東京都議会で石島議員が東京駅延伸について質問
中央区の２０２４年度９月補正予算に絡んで、９月２４日に複数の中央区議会議員が東京ＢＲＴの東京駅延伸についてＳＮＳに投稿したことは、どらったら！！でもすでに取り上げた（末尾リンク参照）。
この件について、中央区選出の我らが石島都議会議員が一般質問を行った。
石島議員の質問
・東京ＢＲＴは臨海部と都心を結ぶ交通機関として速達性／定時性と輸送力を備えたバス。高速輸送システムとして重要な役割を担う
・２０２４年２月、新橋と選手村の晴海五丁目を結ぶ選手村ルートが開通。事業計画に位置付けられた路線の本格運行が開始され、事業計画の全てのルートが揃った。
・検討路線と位置付けられた東京駅方面への延伸について、地元からも強い要望が寄せられている。地元区とも連携し実現に向けた検討を進めるべき。
執行部の答弁
・東京ＢＲＴの東京駅方面への延伸について。東京ＢＲＴはベイエリアの発展を支える重要な公共交通機関。選手村ルートの開通により事業計画で当初予定していた全ルートの運行開始。
・東京駅方面への延伸にあたっては東京駅周辺や銀座エリアの道路の交通量等を調査し 速達性や定時性を確保できる運行経路などの検討が必要。今後 事務局等と連携して検討を進め都心部と臨海地域を結ぶ交通ネットワークの充実に積極的に取り組む。
感想・まとめ
中央区が補正予算を組んだ熱の入れ方に対し、東京都は淡々と答弁した感じだが、具体的に東京駅周辺と銀座エリアの交通量調査の実施や、運行経路の検討の必要性を答弁しているので、何もしないということはないだろう。
東京都がどの程度熱心かというのは予算面で現れてくると思う。石島議員、タイムリーないい質問だったと思います。今後も期待しています！！
