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東京都中央区、江東区の臨海部を中心としたメモ。独自の情報を除いては、報道ベースではなく、発表主体の情報をベースに書くことを基本にしています。最近はゲリラ的な花火大会情報も提供。

#2020 リニア中央新幹線って東京都内ではどんな計画か調べてみた 岸田総理の支援表明全文も

リニア中央新幹線について少し調べてみた。品川駅が全長約1キロに及ぶことなど、知らなかったことがいくつかあった。岸田首相が2037年の品川〜大阪間の全線開業を後押ししているようだ(2024/06/05)。

JR東海

中央新幹線品川・名古屋間の計画概要

JR東海

名称 中央新幹線品川・名古屋間

種類 新幹線鉄道の建設

事業実施区間

 起点 東京都港区

 終点 愛知県名古屋市

 経由地 甲府市付近、赤石山脈南アルプス中南部

走行方式 超電導磁気浮上方式

最高設計速度 505キロ/時

路線概要

 東京都内の東海道新幹線品川駅付近を起点とし、山梨リニア実験線(全長42・8キロ)、甲府市付近、赤石山脈南アルプス中南部を経て、名古屋市内の東海道新幹線名古屋駅付近に至る、延長約286キロ(地上部約40キロ、トンネル約246キロ)の区間

 品川駅、名古屋駅のほか、神奈川県内、山梨県内、長野県内、岐阜県内に1駅ずつ設置する計画

工事期間 2015年度〜2031年度

供用開始年度 2019年度

開業時期

※品川ー名古屋 2027年開業断念

※名古屋ー大阪 2037年開業目標

・時速500キロで走らせるためには浮かせることが必要。磁石の力で浮かせて走る

・10センチ浮く

全国新幹線整備法

1973年11月 基本計画決定

2010年2月 交通政策審議会へ諮問

2011年5月 国土交通大臣JR東海を営業・建設主体に指名、建設を指示

2014年8月 工事実施計画認可申請(1)

    10月 国土交通大臣認可(1)

2017年9月 工事実施計画認可申請(2)

2018年3月 国土交通大臣認可(2)

東京都内の概要

路線延長

 19・4キロ(全区間トンネル構造、うち18・0キロは大深度地下利用)

ルート

 東海道新幹線品川駅の地下に設置するターミナル駅から、港区、品川区、大田区、世田谷区を通り、神奈川県川崎市を経て、東京都町田市を通し、神奈川県相模原市に至る。

非常口5カ所

 品川区北品川(変電所併設)、大田区東雪谷、町田市能ケ谷・川崎市麻生区片平の境界付近、小野路町、上小山田町に設置

品川駅

 敷地延長 約1キロ 最大幅 約60m、面積約3・5へクタール

環境影響評価書

トンネル

・内空友好断面積は約74㎡

環境影響評価書

都市部の非常口

・概ね5キロ間隔、直径約30mとして設ける

・避難用エレベーター、階段を設置する

環境影響評価書

参考 岸田総理の支援表明全文 2024年6月7日

政府としては静岡校区の早期着工を含め、中央新幹線の早期開業に向けてリニア開業による東海エリアにおけるメリットを具体的に示すとともに、環境水資源の課題に最大限努力してきた。

リニア中央新幹線の全線開業に向け、沿線知事の皆様方が一堂に会し、直接みなさまから1日も早い全線開業を期する一致団結した思いを伺う貴重な機会をいただくことができた。

政府としては、3兆円の財政投融資による国の支援を踏まえ、全線開業に係る現行の想定時期のもと、リニア中央新幹線の整備が適切に進むように、環境・水資源の状況、建設主体であるJR東海の財務状況を厳格にモニタリングし、必要な指導と技術的支援を行う。

名古屋ー大阪間については、新大阪駅三重県亀山駅周辺、奈良県内の各駅候補の検討の深度化など、整備効果が最大限発揮されるよう沿線自治体と連携して、駅周辺を含めたまちづくりを進めるとともに東海道新幹線の輸送余力を活用した東海エリアの利便性向上を図り、地域にもたらす経済効果の最大化を目指す。

こうした方針を、ことしの骨太の方針にもしっかりと盛り込んで、沿線まちづくりをになう皆様方のご尽力をいただきながら、政府としても国家プロジェクトとして1日も早い前世開業に向けた取り組みを進める所存。

まとめると

・政府はリニア中央新幹線の全線開業に係る現行の想定時期のもと、必要な指導と技術的支援を行う

東海道新幹線の輸送余力を活用した東海エリアの利便性向上を図る

www.gov-online.go.jp

感想・まとめ

メモ。こんな感じなんねー。

東海道新幹線の輸送余力の活用って、各駅停車増えるってことかね。

参考リンク等

linear-chuo-shinkansen.jr-central.co.jp