中央区選挙管理委員会のホームページには2005年以降の選挙結果が掲載されている。今回は過去3回分の中央区議会議員選挙について分析してみた。政党所属議員が得票で7〜8割、議席で8割前後を獲得している(2022/12/18)。
- 2019年4月 中央区議会議員選挙 定数30、立候補者44
- 2015年4月 中央区議会議員選挙 定数30 立候補者47
- 2011年4月 中央区議会議員選挙 定数30 立候補者39
- 分析① 党派別の得票割合
- 分析② 党派別の当選者数
- 追記:新陳代謝進む自民、すすまない公明・共産、新人の壁高い無所属
- 感想・まとめ
- 参考
2019年4月 中央区議会議員選挙 定数30、立候補者44
有効投票 54906 当選者の最低得票数 1062
自由民主党 当選13 落選2 得票21447 現職10 新人3
公明党 当選4 落選0 得票 5702 現職4
立憲民主党 当選3 落選0 得票 4278 現職1 新人2
日本共産党 当選2 落選2 得票 4128 現職2
あたらしい党 当選1 落選1 得票 1532 新人1
日本維新の会 当選1 落選0 得票 1108 新人1
NHK党 当選1 落選0 得票 1100 新人1
国民民主党 当選0 落選1 得票 485
みんなの党 当選0 落選1 得票 270
幸福実現党 当選0 落選1 得票 207
無所属 当選5 落選6 得票14647 現職5
※無所属当選のうち三人は得票数もトップ3。残る当選二人は最低得票数プラス100票以内の薄氷の当選だった。
2015年4月 中央区議会議員選挙 定数30 立候補者47
有効得票数 48774 当選者の最低得票数 801
自由民主党 当選12 落選1 得票16881 現職9 元職1 新人2
公明党 当選4 落選0 得票 5262 現職4
日本共産党 当選4 落選0 得票 5125 現職4
維新の党 当選2 落選0 得票 3080 現職1 新人1
民主党 当選1 落選0 得票 1143 新人1
次世代の党 当選0 落選1 得票 431
無所属 当選7 落選16 得票16851 現職5 元職2
2011年4月 中央区議会議員選挙 定数30 立候補者39
有効投票数 43409 当選者の最低得票数 814
自由民主党 当選12 落選2 得票15995 現職9 新人4
みんなの党 当選4 落選0 得票 7089 現職1 新人3
公明党 当選5 落選0 得票 6079 現職3 新人1
日本共産党 当選4 落選0 得票 3970 現職2 新人2
民主党 当選1 落選0 得票 1725 現職1
たち日 当選0 落選1 得票 812
無所属 当選4 落選6 得票 7738 現職3 新人1
分析① 党派別の得票割合
自民党が4割、公明と共産で併せて2割前後、その他政党が1割〜2割を得票する。
無所属は2割〜3割の得票となっているのが中央区議会。
無所属の当選者はトップ3で当選することが目立ち、1万票弱を獲得している印象。
分析② 党派別の当選者数
10%は3議席となる。
自民党は4割、公明と共産で2〜3割、その他政党が1割〜2割。
無所属は1割〜2割の議席を獲得している。
追記:新陳代謝進む自民、すすまない公明・共産、新人の壁高い無所属
2011年以降3回の選挙
・自民は当選者の1/3程度は新人
・公明、共産は2015年以降、新人当選なし。現職当選続く。
・無所属新人の直近の当選は2011年に1人のみ、15年、19年は当選なし
(2023/04/11)。
感想・まとめ
こうした構図は来年春の選挙でも大きく変化はしないと思う。
次の4年を任せるにふさわしい候補を見極めて投票したい。