江東区選挙管理委員会のホームページに掲載されている選挙結果を踏まえて2023年江東区議会議員選挙の結果を振り返る。得票は中央区以上に「その他政党」に集まったが議席にはつながらず、1・7万票を5議席につなげた共産の効率の良さが目立った(2023/04/24)。
※「その他政党」は自民、公明、共産以外の政党の合計
2023年4月 江東区議会議員選挙 定数44、立候補者59
投票率が前回より2ポイントほど高く、一般に組織政党が不利とされる環境下で実施された今回の選挙。得票の変化ほど議席の変化はなかった。
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有効投票 197592・996 当選者の最低得票数 2567
自由民主党 当選13 落選1 得票52487
公明党 当選9 落選0 得票27748
日本共産党 当選5 落選1 得票17880
日本維新の会 当選3 落選0 得票17536
立憲民主党 当選3 落選2 得票16942
あたらしい党 当選1 落選0 得票 3524
参政党 当選1 落選0 得票 3382
都民ファース 当選1 落選0 得票 3125
国民民主党 当選1 落選0 得票 2602
生活者ネット 当選0 落選1 得票 2107
NHK党 当選0 落選1 得票 1551
日本改革党 当選0 落選1 得票 1488
政治家女子 当選0 落選1 得票 952
無所属 当選7 落選7 得票29709
分析① 党派別得票割合
与党会派の得票率は10%減少、その他政党は10%以上増加
自民、公明の与党会派は前回49・1%の得票を40・7%まで減らした。
共産は前回12・0%から9・0%と大幅減
無所属は中央区と異なり、前回17・4%を今回15・0%に減らしている。
その他の政党は前回21・6%から今回35・3%まで増え、自公、共産、無所属の減少分をすべて奪っている形だ。
分析② 党派別の当選者数
自公で1議席マイナス、その他政党も1議席マイナス、共産は2議席プラス
自民は1議席マイナス。公明はかわらず。
得票数の変化にも関わらず、共産が2議席プラスとなった。
一方、得票が大きく増えた「その他政党」は議席維持にとどまった。
感想・まとめ
居住区ではないので特にコメントはしない。
ただ、こちらも無所属での当選はよういではないという結果が浮き彫りになった気がする。