中央区が地図が1つも載っていない「ハザードマップ」を公表して中の人的に話題になっている。かなり多くの「ハザードマップ」を見てきたが、地図がなかったのは初めて。斬新すぎやしませんか(2022/08/21)
中央区洪水ハザードマップ(情報編)
全12ページ。中身は理解していても確認の意味で一読の価値はあると思う内容。悪くない。ただ、表題にあるマップはどこにも載っていない。
内容
1 表紙
2 中央区から区民、学校への情報伝達経路
3 情報提供ツール(防災行政無線/緊急告知ラジオ/緊急速報メール)
4 河川水位情報
5 日頃からの備え
6 避難場所一覧
7 避難情報発令基準
8 避難時の心得
9 大雨対策
10 防災関係機関一覧
感想・まとめ
いろいろなハザードマップを見てきたが、地図がないハザードマップを見たのは初めて。ハザードマップの文字が出てくるのは表紙と末尾のハザードマップに関する問い合わせ先のみ。
内容は問題ないのに、なんで「地図のあるハザードマップ」と混同しそうな表題をつけたのか不思議。
・・・
中央区で出している「洪水ハザードマップ」と称するものは現在3種類あるが、このうち地図のある「荒川版」と「隅田川・神田川・日本橋川版」は、どういうケースでどちらを見たら良いのか不明確な上「活用に当たっては十分に注意してください」と書いて責任を読み手に押しつける始末。
どう注意するのさ。少しは説明してよ。
・・・
いつも思うけど、生命・財産を守るための情報提供なんだから、こういうケースではこっちを使ってくださいとかもっと分かりやすく説明しないとだめじゃね。
ハザードマップ全体を俯瞰したわかりやすい説明を一枚つけりゃいい話でしょうに。
区民の命の話なのに、中央区はどうしてひと手間かけないんだろう。