江東5区のうち水害リスクの特に高いとされる一部地域の住民向けに、東京都から「我が家の水害リスク診断書」が郵送される。送付対象は「想定される浸水深が5m以上」または「家屋が倒壊する等のおそれ」のある地域の世帯(2023/07/23)
「診断書」概要
1 水害リスク診断結果
主な2つの水害リスクである
荒川の洪水/高潮について
浸水の深さと浸水継続時間、堤防の決壊等により家屋倒壊や流出のおそれのある地域に該当するかどうかを記載。
2 推奨される行動
水害リスク診断書で示された浸水の深さと浸水継続時間から
・広域避難が必要になる場合があるケース
・自宅避難か可能なケース
の2パターンに分類し、それぞれ説明。
配布時期・対象
配布時期 2023年7月末〜9月
対象エリア 江東区では上図の一番濃い赤の部分が想定浸水深5m以上で配布対象となりそう。堤防決壊などによる家屋倒壊.流出可能性があるエリアが加わる
参考 震災ハザードカルテ
洪水以外に地震についてのカルテも公表されている。
感想・まとめ
中央区は対象外なのでメモ。
江東区も臨海部はおそらく対象外。5mの深さで浸水する場所はない。
臨海部は洪水に対しては非常に強いと言えそう。
送付された世帯の方は、いざという時に自宅避難するのか、広域避難が必要になるのかを踏まえ、災害対策をしてほしいと思う。大災害時の自宅避難はかなり過酷になると思うので、環境整備も必要だろう。