中央区晴海二丁目の「晴海センタービル」の売却が発表された。現所有者は三菱地所系のジャパンリアルエステイト投資法人で譲渡先は非開示。この法人は2022年3月に豊洲フロントを取得(持分24%)していて、取得資金をほぼ賄える金額での売却となった。2022年5月現在、入居者募集をしていて入居時期は2022年12月となっている(2022/05/17)。
晴海センタービル概要
所在地 中央区晴海二丁目
建築時期 2006年11月
用途 店舗・事務所
地上10階
テナント数 12
総賃貸面積 20812㎡
入居率 100%(2022年3月末)
譲渡の概要
譲渡資産名称 晴海センタービル
所有者 ジャパンリアルエステイト投資法人(2007年12月引き渡し)
譲渡先:非開示
譲渡額 243億3000万円
想定譲渡損益 33億4600万円
譲渡日 2022年5月31日
譲渡理由
湾岸エリア杯での立地の分散化を図るポートフォリオの入れ替え戦略の一環。
参考 入居募集状況(2022/05/17)、CBRE
・入居開始は2022年12月が大半。
参考:豊洲フロントの信託受益権取得(持分24%)
取得資産名称 豊洲フロント(持分割合 24%)
取得価格 255億円
取得先 三菱地所
取得日 2022年3月28日
取得理由
都心への良好なアクセスと都心部と比べた割安な賃料水準を実現する競争力の高い物件。
感想・まとめ
メモ。金額的には豊洲フロントの取得費用を、晴海センタービルの売却で賄ったということになるのだろうか。すると、晴海フロント1棟と豊洲フロントの1/4が入れ替わった形になる。
新たな入居者がどれだけ埋まるかに注目。
思いもよらないテナントが入ることもありうる。
参考
国内不動産の譲渡に関するお知らせ(ジャパンリアルエステイト投資法人)