日比谷公園と帝国ホテルを含む周辺のまちづくり構想「TOKYO CROSS PARK構想」が発表された。高さ31mの場所に配置される広場など、目を引く内容があった。2021年12月に素案を示した記事を書いたが、それを肉付したもの。内容を確認していく(2022/03/24)。
対象となる計画
内幸町一丁目街区開発計画
・日比谷公園とつながる道路上空公園、周辺駅、都心主要拠点につながる地上・地下結節空間を整備する。
・北地区、中地区、南地区の3地区で構成。一体的なまちづくりを行う。
(全体)
敷地面積 約6・5へクタール
延床面積 約110万㎡
完成時期 2037年度以降
街区全体のイメージ
・南北軸
丸の内仲通り、日比谷仲通りの賑わい軸を街区内に連ねる
・大規模広場(人工地盤上)
都心最大級2ヘクタール 公園が街に広がる、人が集まり交わるパブリックスペース/31mの高さにある基壇部上広場
・道路上空公園
公園と街を2ヶ所で繋ぎ、エリアの回遊性を向上
・歩行者ネットワーク
駅と街を繋ぎ街区へのアクセスを向上
・ヒューマンスケールな歩行者空間
「TOKYO CROSS PARK 構想」について
3つのCROSSの実現
①日比谷公園と街をつなぐ
②都心主要拠点から多様な人が集まり、交わる結節点
③事業者10社の共創
5つのテーマ
①人が主役のまちづくり
②まちづくり×デジタル
③おもてなしが広がり、人が集う街へ
④全ての人々のwell-being
⑤持続可能なまち、社会へ
感想・まとめ
地上31mの基壇部上広場というのが注目。
これだけの規模の人工地盤はあまりない。
新宿駅や品川駅なんかもそうかな。
どんな出来上がりになるのだろう。
完成は15年以上後の話だけど。