中央区議会の山本議員が2021年6月、「晴海地区の東京2020大会後における施設整備について」を公開した。2019年6月にも同様の資料を公表しているので内容を比較する(2021/06/14)。
- 公表された施設整備一覧(2021年版)
- 公表された開発、施設整備一覧(2019年版)
- 1 晴海埠頭公園
- 2 マルチモビリティステーション(晴海五丁目)
- 3 ほっとプラザはるみリニューアル
- 4 晴海西小学校・中学校
- 5 東京晴海水素ステーション
- 6 (仮称)晴海三丁目計画
- 7 晴海客船ターミナル
- 8 晴海緑道公園
- 9 HARUMI FLAG
- 10 晴海区民センター(旧 晴海四丁目施設)
- 11 BRTターミナル
- 12 その他 人道橋(勝どき東地区)
- 感想・まとめ
- 参考
公表された施設整備一覧(2021年版)
公表された開発、施設整備一覧(2019年版)
1 晴海埠頭公園
2021年版 軽飲食施設導入見込みが記載された
事業者 東京都港湾局
計画区域 3・5ヘクタール
工期 2021年度〜 追加工事
開園 未定(追加工事後)
主な施設
多目的広場、憩いの広場、遊びの広場 休憩所 展望テラス、池、噴水、便所
民間事業者と連携した軽飲食施設を導入予定
2019年版
事業者 東京都港湾局
計画区域 3・6ヘクタール
工期 2020年度〜 追加工事
開園 未定(追加工事後)
主な施設
多目的広場、憩いの広場、遊びの広場 休憩所 展望テラス、池、つき山、便所
2 マルチモビリティステーション(晴海五丁目)
2021年版は船着場が盛り込まれた
事業者 東京都都市整備局
主要用途 交通広場
敷地面積 約9000㎡
工期 2021年度〜23年度
供用開始 2023年度
主な機能
BRT停車施設、路線バス停車施設、コミュニティサイクル、公衆トイレ、広場、船着場
2019年版
事業者 東京都都市整備局
主要用途 交通広場
敷地面積 約9000㎡
工期 2020年度〜22年度
供用開始 2022年度(まち開き後)
主な機能
BRT停車施設、路線バス停車施設、コミュニティサイクル、公衆トイレ、広場
3 ほっとプラザはるみリニューアル
工期は2023年7月末まで(2021/11/06更新)
2021年版 工期は23年9月まで
事業者 中央区
大規模改修工事 2021年11月〜23年9月主な機能 集会室、学習スペース、運動スタジオ、キッズスペース
2019年版
事業者 中央区
リニューアル改修工事 2021年度〜
リニューアルオープン 2023年4月
4 晴海西小学校・中学校
2021年版 開校は2024年度見込み
事業者 中央区
主要用途 学校
敷地面積 16796.5㎡
規模 地上5階 地下1階 高さ約23m
工期 2022年4月〜24年3月(24ヶ月)
開校 2024年度
教室数 小学校最大30クラス/中学校最大15クラス
2019年版
事業者 中央区
主要用途 学校
敷地面積 16796.5㎡
規模 地上5階 地下1階 高さ約23m
工期 2021年4月〜23年2月(23ヶ月)
開校 2023年4月
教室数 小学校最大30クラス/中学校最大15クラス
5 東京晴海水素ステーション
2021年版 会社が変わった?
事業者 エネオス
敷地面積 4900㎡
2019年版
事業者 東京ガス他
敷地面積 約4800㎡
6 (仮称)晴海三丁目計画
2021年版 みずほ銀行が参画
主要用途 事業所、ホテル、店舗、駐車場等
2019年版
事業者 三菱地所
主要用途 事務所、ホテル、店舗
規模 地上20階、地下1階 高さ約100m
工期 2020年度〜2023年度
供用開始時期 未定
7 晴海客船ターミナル
2021年版 解体後暫定施設で運用
事業者 東京都港湾局
今後の予定 大会終了後、既存の晴海客船ターミナルは解体し、代替となる客船受け入れ施設を整備予定、代替施設は東京国際クルーズターミナルの第2バース供用後に廃止予定
2019年度
事業者 東京都港湾局
廃止時期 江東区青海に新ターミナルの1バース目を整備中。2バース整備完了後に晴海客船ターミナルを廃止予定。第2バースと晴海客船ターミナルの廃止時期は未定
8 晴海緑道公園
2021年度 東京2020大会延期の影響受ける
事業者 東京都港湾局
計画区域 3・6ヘクタール
工期 2021年度〜追加工事
開業 未定 追加工事後
主な施設 展望広場、散策路
2019年版
事業者 東京都港湾局
計画区域 3・6ヘクタール
工期 2020年度〜リニューアル工事
開業 未定 リニューアル工事後
主な施設 展望広場、散策路
9 HARUMI FLAG
2021年版
事業者 特定建築者
2019年版
事業者 特定建築者
主要用途 住宅 5632戸 店舗、保育所等
規模 省略
工期 2016年度〜2924年度(事業完了)
入居 2023年3月
10 晴海区民センター(旧 晴海四丁目施設)
最終更新 2021/11/16
施設名「晴海区民センター」
鉄骨造一部鉄骨鉄筋造一部鉄骨造 地上6階/地下1階
敷地面積 12200㎡
延床面積 6700㎡
施設概要
・1階 認定こども園/(仮)晴海特別出張所/お年寄り相談センター
・2階 認定こども園/(仮)晴海特別出張所
・3階 認定こども園・園庭/図書館 2024年7月開所
・4階 図書館 2024年7月開所
・5階 保健センター
・6階 機械室
・地下 駐車場、防災備蓄倉庫、機械室ほか
スケジュール
2021年
12月 土地購入と工事契約
2022〜23年度 建設工事
2024年
4月開業 特別出張所、保健センター、お年寄り相談センター、認定こども園
7月開業 図書館
所管
特別出張所:晴海1〜5
保健センター:勝どき1〜6、豊海町、晴海1〜5
2021年版 開設が1年程度先送りか
事業者 中央区
主要用途 認定こども園、図書館、庁舎
敷地面積 約6700㎡
工期 2022年4月〜24年3月
開設 2024年度
庁舎機能 特別出張所、保健センター、おとしより相談センター
2019年版
事業者 中央区
主要用途 認定こども園、図書館、庁舎(特別出張所、保健センター、おとしより相談センター)
敷地面積 約6700㎡
規模 地上6階、地下1階 高さ約27m
工期 2021年4月〜23年2月
開設 2023年4月
11 BRTターミナル
2021年版
事業者 東京都都市整備局
プレ運行1次 2020年10月
プレ運行2次 東京2020大会後
本格運行 環状2号線本線トンネル開通後
2019年版
事業者 東京都都市整備局
東京2020大会中は一部を大会用の車両基地とする
BRT事業本格運航(2022年度街開き後)からBRTターミナル運用開始
12 その他 人道橋(勝どき東地区)
2021年版
事業者 勝どき東地区再開発組合
供用開始 2023年9月
2019年版
事業者 勝どき東地区再開発組合
工期 2022年度
感想・まとめ
変化といっても東京2020大会延期の影響がそのまま反映されただけの感じ。
晴海客船ターミナルの代替施設のような驚くような話はなかったかな。
2021年版については高橋議員もいち早く公表している。
参考
山本りえ議員のツイートから。
本日の東京2020大会・晴海地区公共施設整備対策特別委員会で、選手村跡地にできる晴海フラッグのまちびらきに向け、中央区、東京都、民間事業者が計画している施設整備等が取りまとめられ報告されました。2024年のまちびらきまであと3年ですね、#中央区 #晴海フラッグ #選手村跡地 #まちづくり pic.twitter.com/wE9PR8DIdd
— 山本 理恵 中央区議会議員 (@yamarie0324) 2021年6月14日