新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言が2020年5月25日、東京、埼玉、神奈川、千葉、北海道の5都道県で解除され、47都道府県全てで解除された。合わせて感染状況を知らせるためのレインボーブリッジのライトアップがスタートした(2020/05/25)。
(中の人撮影)
緊急事態宣言発出から解除まで
(内閣官房)
①2020年4月27日発出
期間 4月7日〜5月6日
対象 埼玉、千葉、東京、神奈川、大阪、兵庫、福岡
②2020年4月16日発出 区域変更
期間 5月6日まで
対象 全都道府県
③2020年5月4日発出 期間延長
期間 5月31日まで
対象 全都道府県
④2020年5月14日発出 区域変更
期間 5月31日まで
対象 北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川、京都、大阪、兵庫
⑤2020年5月21日発出 区域変更
期間 5月31日まで
対象 北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川
⑥2020年5月25日発出 緊急額宣言解除
(内閣官房)
政府の基本的対処方針をみる
緊急事態宣言解除後に関する記述があった。
緊急事態宣言が解除された後は、一定の移行期間を設け、外出の自粛や施設の使用制限の要請等を緩和しつつ、段階的に社会経済の活動レベルを引き上げていくこととなる。
その場合において、後述する感染拡大を予防する「新しい生活様式」の定着や、業種ごとに策定される感染拡大予防ガイドライン等の実践が前提となる。
また、再度、感染の拡大が認められた場合には、的確な経済・雇用対策を講じつつ、速やかに強い感染拡大防止対策等を講じる必要がある。
そのため、引き続き、政府及び都道府県は感染の状況等を継続的に監視するとともに、政府や地方公共団体、医療関係者、専門家、事業者を含む4国民が相互に連携しながら、「三つの密」の回避や「人と人との距離の確保」「マスクの着用」「手洗いなどの手指衛生」をはじめとした基本的な感染対策の継続など、感染拡大を予防する「新しい生活様式」を社会経済全体に定着させていく必要がある。
事業者において、業種ごとに策定される感染拡大予防ガイドライン等が実践されることも重要である。また、再度、感染が拡大する場合に備える必要がある。
新規感染者数の増大に十分対応することができるよう、医療提供体制の維持に向けて万全の準備を進めておく必要があるほか、検査体制の強化、保健所の体制強化及びクラスター対策の強化等に取り組むことが重要である。
(政府基本的対処方針)
結局、宣言は解除するけど、これまで通りのことを意識して生活して欲しい、ということですね。
新しい生活様式定着のための「一定の移行期間」について
・移行期間 2020年5月25日〜7月31日
・移行期間の感染の状況を確認しつつ段階的に社会経済活動レベルを引き上げる
イベント開催の段階的緩和など
(移行期間の都道府県の対応)
クラスター発生施設などにかかる外出自粛、休業要請など
(移行期間の都道府県の対応)
①5月31日まで
②6月1日〜18日まで
5月25日に解除の5都道県相互、5都道県と他の府県の間の不要不急の移動はさける
屋内 100人以下、かつ収容定員半分程度以内の参加人数
屋外 200院以下、かつ人と人の距離を十分確保(2m)
②6月19日〜7月9日
屋内/屋外 1000人以下
屋内は収容定員の半分程度以内
屋外は人と人の距離を十分に確保(2m)
全国的な人の移動を伴うイベント(プロスポーツなど)は無観客で開催
③7月10日〜31日
屋内/屋外 5000人以下
屋内は収容定員の半分程度以内
屋外は人と人の距離を十分に確保(2m)
レインボーブリッジによる感染状況告知
(中の人撮影)=5月25日夜
東京アラート発動・・・赤色(20時〜24時)
東京アラート非発動・・虹色(20時〜24時):25日の状況
ブルーライトアップ 毎日(19時〜20時)
※「東京アラート」・・・東京都の「感染状況の指標」(3項目)が1項目以上超えた場合に発動されるらしい。
(東京都)
感想・まとめ
自粛要請などの緊急事態措置に法的な根拠がなくなった。今後は、上に示されたガイドラインにできるだけ従ってくださいねー、ということになる。
・・・
正直、マスクは苦しいので、できるだけしたくないわー。
とはいっても、マスクを続ける人が多いのだろうなあ。
あと、全国の行きつけのお店がなんとか耐えてくれてよかった。
遠くない時期に全国行脚しなきゃ。