2024年3月期第3四半期の東京メトロの輸送人員と旅客運輸収入が公表された。2023年3月期第3四半期との比較では輸送人員が10・4%の増加、旅客運賃収入は16・3%の増加となった。今回も回復傾向が続いた(2024/02/17)。
- 鉄道運輸成績:2024年3月期第3四半期(自23年4月1日〜至23年12月31日)
- 第3四半期旅客運輸収入と輸送人員の推移
- 輸送人員は前年同期比+10・6% 旅客運輸収入は同+16・3%
- 参考:そのほか 2024年3月期第3四半期
- 有楽町線延伸・南北線延伸等によるネットワーク展開・充実
- 感想・まとめ
- 参考リンク等
鉄道運輸成績:2024年3月期第3四半期(自23年4月1日〜至23年12月31日)
売上高は2911億3000万円で前年同期比13・5%プラス
営業利益は646億6400万円で同2・66倍
経常利益は567億400万円で同3・21倍
・日本経済の緩やかな回復下で東京メトロプラン2024を変更。ポストコロナを見据えた経営目標値の上方修正を行った
・経済活性化に伴い旅客運輸収入が増加。売上高、営業利益、経常利益とも増加した。
第3四半期旅客運輸収入と輸送人員の推移
輸送人員は前年同期比+10・6% 旅客運輸収入は同+16・3%
参考:そのほか 2024年3月期第3四半期
長期借入金 3347億円(23年3月期第3四半期は3298億円)
社債 5670億円(23年3月期第3四半期は5770億円)
純資産 6252億円(23年3月期第3四半期は5986億円)
有利子負債残高
・1兆1400億円(23年3月期末は9713億円)
・新線建設推進長期借入金の1921億円を除くと9479億円
有楽町線延伸・南北線延伸等によるネットワーク展開・充実
各種手続き等について関係各所と協議・調整に加え地質及び埋設物の調査、設計を実施
感想・まとめ
コロナ禍前には届いていないものの、ほぼ回復したとみて良い。
有利子負債が1兆円を超えたのは新線建設推進借入金1921億円の積み上げが主因ね。
引き続き経過を見ていくつもり。