京急電鉄が2023年秋ごろの運賃値上げを検討していると発表した。初乗りを10円値上げして150円とするほか、平均10%程度の値上げ幅で検討をすすめているという(2022/11/12)。
検討される運賃値上げの概要
実施時期 2023年秋頃
値上げ幅 平均10%前後
初乗り運賃 10円程度値上げ検討(140円→150円)
※通学定期 据え置き
運賃改定検討の背景
①旅客運賃収入のコロナ前水準への回復は困難
②今後、多額の設備投資が必要
③電気動力費が急激に上昇
参考 運輸収入と輸送人員の推移(対2018年度)
参考 2022年11月のダイヤ改正
・モーニング・ウイング号5号をラッシュアワー混雑時間帯に移動
・快速特急の減便、特急の増便(停車駅増加による乗換利便性向上)
感想・まとめ
運輸収入、輸送人員とも対2018年度では回復にはほど遠い。よく見る傾向。コロナ後の行動変容により、定期収入の伸び悩みがどの鉄道事業者も共通している。
過剰な値上げはできない仕組みになっている中でも、今は値上げするのが普通の光景になっている。
参考