西武鉄道が2026年3月に小児運賃を区間を問わずIC乗車の場合50円にすると発表した。小児均一運賃あは京急グループがすでに実施済み。他の大手私鉄に広がっていくかもしれない(2025/07/24)。

小児運賃均一化について

実施予定時期 2026年3月予定
小児運賃:6歳〜11歳
普通運賃(小児1円単位運賃(IC))
西武線内全区間で1乗車50円均一
定期運賃
小児通学定期 西武線内全区間で一律1カ月500円
小児通勤定期 西武線内全区間で一律1カ月1000円
小児通学定期西武線全線フリー(ICのみ、新発売)
西武線内全区間で1カ月1000円
※小児通勤定期の均一運賃導入と小児ICカード限定の全線フリー定期の導入は大手民間鉄道では初めて(西武鉄道)
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例:西武秩父〜池袋の場合、通学定期は1カ月6130円。現行で小児割引はない。
参考 西武鉄道は運賃値上げも2026年3月に実施
2025年3月14日に申請した鉄道旅客運賃の変更が7月23日に国土交通大臣から認可された。
改定理由
新型コロナ以前の水準まで需要回復が見込めない
人手不足/資材価格高騰
老朽施設更新、連続立体交差事業、踏切安全対策、人材確保への処遇改善が不可欠
2002年以来24年ぶりの運賃改定の内容
実施予定時期 2026年3月
改定率 全体で10・7%
普通運賃11・9% 初乗り(4キロまで・ICカード)157円→169円
通勤定期10・0%
通学定期 据え置き
バリアフリー料金制度の加算 廃止
参考 京浜急行グループはこども運賃全線均一化済

京急グループでは2023年9月1日にバス、10月1日に鉄道で小児均一運賃の導入を実施済み。
特徴は
京急バス:全区間均一で100円
京急電鉄:全区間均一で75円(空港線特別加算25円は別に必要)
バス金額式IC定期の購入金額内の乗降自由エリア拡大
購入金額以内の区間であれば京急バス一般路線が乗り降り自由
感想・まとめ
このご時世、ある程度の運賃値上げは仕方がないとして、小児運賃の均一化は郊外の沿線住民にとってはありがたい話だろう。特に郊外から都心ターミナル駅周辺の学校に通うような場合に大きな威力を発揮しそう。1カ月500円だもんなあ。
小児運賃均一化は少子化の進行もあって、インパクトが割にはコスト的にはあまり負担が大きくないのかもしれない。沿線住民の維持・拡大の対策の一つとして、京急と西武以外にも小児運賃の均一化という方法が広がっていくことを期待したい。