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#1126 2週間後にピーク想定 オミクロン株の効果的対策公表 厚生労働省、2022年1月21日

厚生労働省は2022年1月21日、新型コロナのオミクロン株の特徴を踏まえた効果的な対策を公表した。これまでの新型コロナとは別の感染症と考えるべきとしている(2022/01/21)。

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厚生労働省

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早急な感染者数の抑制の必要性

・今後2週間程度でピーク。第5波より高いピークが予想される

・各国ではオミクロン株感染拡大から遅れて重症者、死者が増加

・欧米に比べ、高齢者のブースター接種の割合が圧倒的に低い。未接種者も1−2割

・軽症でも膨大な数になれば社会の機能不全に繋がる。医療福祉現場ではその傾向がみられる

・感染者が膨大になれば重症者率が低くても重症者数が増加。沖縄では医療の機能不全が生じつつある

・オミクロン株に対しては重症者、死者増加に伴う行動変容では間に合わない可能性が高い

オミクロン株の効果的対策とは

これまでの新型コロナとは別の感染症と考えるべき

潜伏期間 約3日(デルタ株 約5日)

世代時間の中央値 約2日(デルタ株約5日)

→デルタ株に比べ、感染拡大速度が極めて早い

・初めに軽症者が急増→救急外来増加=地域医療への負荷増大→高齢者へ伝播→重症者、入院者増加、医療全体が逼迫、社会機能維持困難

・基礎疾患なしの50歳未満は症状軽く、自宅療養で軽快多い

・オミクロン株の主な感染経路はこれまで同様三密回避が図られていない大人数、大声で、換気の悪い場所でのパーティー、会食

・家庭内の二次感染率が高い。高齢者、小児の感染も増加

効果的対策とは

感染対策と社会経済活動の両立が求められる現時点では人数制限が適している

・各都道府県知事の判断により人流抑制を加えることもあり得る

・感染拡大、医療逼迫が悪化すればさらに強い対策が必要に

効果的対策の目的

・医療逼迫、社会機能不全にならない程度に感染者数を抑え込むこと

・医療、介護、教育など社会機能への影響を最小化すること

・高齢者や基礎疾患のある人の重症化リスクが確認されているので、こうした人への医療を確保しつつ一般診療も両立し、死亡者数を最小化すること

具体的に何すりゃいいの?

感染リスクが高いのは三密回避が測られていない大人数、大声で、換気の悪い場所でのパーティー、会食。

・非日常的活動は当面の間避けるべき。

・日常的活動をする場合は静かな会話、いつも会う人といつもより厳しい少人数、短時間で

・コンサート、プロ野球、Jリーグなどは感染リスク低いこと判明、これまでの対策継続を

都道府県を跨ぐ移動は控える、移動先で感染リスクの高い行動は避ける

・マスク、うがい、手洗いの基本的感染対策徹底

など

感想・まとめ

いままでより、非日常的活動は控えると。

で、基本的感染対策は続けると。

そんな感じだろうか。

一個人にとれる対策は多くはない。

でも、効果は結構あると思っている。

参考

オミクロン株の特徴を踏まえた効果的対策(厚生労働省、2022年1月21日)